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第9話

熱い嫉妬日和
渡辺俊
渡辺俊
図書室行くんでしょ?
山本恵里香
山本恵里香
うんっ
ちょっと待ってねー……

放課後の時間になって、
図書室に向かう準備をする。

山本恵里香
山本恵里香
あっ!!でも、いいよ??
私ひとりで行けるから
渡辺俊
渡辺俊
え、いいよ。僕も着いてく。

教室で待っててもいいんだけどなぁ。


でもいっか。私も俊と、
少しでも長く過ごしたいしっ。

渡辺俊
渡辺俊
図書委員って何やるの?
山本恵里香
山本恵里香
えっとね、大体はカウンターで
貸出と返却手続きをしたり
不揃いでならんでる本の整理とか、
新しい本を棚に入れたりかなー!!

あとディスプレイ班だと、季節ごとに
壁をかざりつけしたりもするんだよっ
渡辺俊
渡辺俊
へぇー。
山本恵里香
山本恵里香
聞いたわりには興味なさげですね……

なんて、話しているうちに
図書室の前に。


黒瀬歩
黒瀬歩
おっ、恵里香ちゃん来た
山本恵里香
山本恵里香
あ、黒瀬くんっ


ドアからひょっこりと顔を出して
私を呼んだのは、同学年で
同じ図書委員の黒瀬歩くろせあゆむくん。

黒瀬歩
黒瀬歩
ちょうど良かったよー
新しい本出すの手伝ってくんない?
山本恵里香
山本恵里香
うん、分かった!!
じゃあ俊、また帰りねっ
渡辺俊
渡辺俊
あ……うん。
教室で待ってる。

図書室のなかに入ると、
テーブルにはダンボール箱が
いくつも置かれていた。

わぁー、これ全部!?

黒瀬歩
黒瀬歩
いやー、参っちゃったよ
俺以外はサボりだしさ


苦笑いを隠せない黒瀬くん。


キャラメル色のきれいな髪は、
ふわっとゆるめのパーマがかかっていて。
全体的に美しい目鼻立ちの黒瀬くん。


首元にはおしゃれなネックレス、
そしていつも黒の時計を手首につけていて。


黒瀬くんが動くたびに、
バラのようないい香りまでしてくる。


そこまで背が高くはないけれど、
まるで少女マンガの世界から抜け出した
王子様のように超絶美形男子で。


黒瀬くんのところだけ、
キラキラオーラ全開って感じだ。


たしか、俊と並ぶくらいの
人気があった気がする。


甘いマスクでニッコリなんてされたら、
一瞬でハートをつかまれるのも頷けてしまう。


黒瀬歩
黒瀬歩
とりあえず出しとけばいいって
並べるのは次で
山本恵里香
山本恵里香
良かったー!!
並べたらどうしようって焦ちゃった、へへ


きっと並べてたら、今日中には終わらないもん。