第3話

メール
16
2018/05/27 09:57
中学生、その時の私たちは、みんな自分はもう大人だと思っていたけれど、中学2年生なんてまだまだ幼くて、好きとか、付き合うとか、わかっていたつもりで、何も知らなかったんだと思う。


_____メール_____

舞原 満愛
舞原 満愛
島崎くんって、気になる子とかいるの?
どうしてそう聞こうと思ったのか、
何を期待してそう聞いたのか、

だけど、春ちゃんとその時は同じクラスでも全然学校では話していなかった。

私が春ちゃんを気になったきっかけは、
本当に自分でもよくわかっていなかった。

島崎 春太
島崎 春太
気になる人、いるよ
舞原 満愛
舞原 満愛
ええ、意外だね!美花ちゃんとか??
島崎 春太
島崎 春太
違うよー
舞原 満愛
舞原 満愛
んー、ヒントは??

初めは全く春ちゃんの気になる人が私かもなんて思っていなかったし、期待もしてなかった、

だけどこうやって話していくうちに、
ああ、付き合う前の感じって、これなのかな。

と思ったりするようになった。


だけど私たちの恋愛はお互い不器用だった。
舞原 満愛
舞原 満愛
あのね、私の気になる人は、
島崎くんだよ
島崎 春太
島崎 春太
俺もだよ、気になる人、舞原さんだよ。
こんなの初めての感覚で、
とっても胸がくすぐったくて、嬉しくて、

だけど、やっぱり私たちは不器用で、
好きな人、ではなくて、お互い 気になる人、
から始まった。

だから、付き合っているわけでもなく、
両思いだというわけでもなく、その形はなんとも微妙で、不安になるものでもあった。