第2話

春のヒマワリ
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2018/05/27 09:52
舞原 満愛
舞原 満愛
大丈夫?私が持つよ!
クラス替えをしたばかりの新鮮な空気。

と言っても、大体の人はもう知り合いだし、
顔だってわかる。


中学2年生の春。
島崎 春太
島崎 春太
あ、ありがとう。
舞原 満愛
舞原 満愛
いいよいいよ!お大事に!
私の記憶の中ではこれが、
私と春ちゃんの初めての会話だ。

私が友達と渡り廊下を歩いていると、
前から、2年から同じクラスになった春ちゃんが片手にゴミ袋を持って歩いてきた。

春ちゃんはその時骨折していて松葉杖だったから、
話したことはなかったけど、私が声をかけたのだ。
笹枝 綾乃
笹枝 綾乃
あ〜あ〜、春太、今のでみうに惚れたんじゃない〜?
舞原 満愛
舞原 満愛
いやいや、そんなわけないよ!! 話したの今のが初めてだし、、
笹枝 綾乃
笹枝 綾乃
でも春太、すっっごいシャイボーイなんだよね〜。
小さい時も私が面倒みてあげてたんだから!
舞原 満愛
舞原 満愛
まぁたしかに可愛い感じだよね。
この時の私はクラスで1番身長が小さかった。

同じく男子の中で春ちゃんも1番小さかった。
だから背の順でならぶ時とかは、私は春ちゃんの隣がお決まりだった。

きっかけはあまり覚えていないけれど、

初めて話したあの日以来、

メールでやり取りをするようになった。

今思い返すと、どうして好きになったのか、
いつから、春ちゃんを好きだったのか、
あまりはっきりしたことは覚えていない。