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2021/02/05

第6話

好きでいてもいいですか、「amtk」
出会いは文化祭準備の時

お互い上手く人の輪に馴染めず、心苦しい高校生活を送っていた。


半ば無理矢理係を押し付けられ文化祭実行委員になった僕達

初めはたどたどしく、あの時は彼女に恋に落ちるとは思ってはいなかった。


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『あなたの名字さん、これ先生から』

「ありがとうございます」


彼女はいつも敬語で、そこら辺のチャラチャラした女子とは違ってやまとなでしこのような女の子だった。


髪は綺麗なロング
痛みを知らない程の綺麗さ。


いつの間にか僕にとって二人の時間はどんな時間よりも大切になっていた。



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「天月くん放課後2年の実行委員だけ集まるって」

『お、了解。あなたの下の名前一緒に行ける?』

「多分、階段で待ってる」


文化祭が世の中の事情により少し延期され、あなたの下の名前と二人でいられる時間が増えた。

お互い距離をとっていたけど、今では呼び方も変わり明らかに距離は縮まった。


帰りはいつも一緒に帰っている。


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いつかの帰り道 突然あなたの下の名前は相談をしてきた。


「ねぇ、天月くん。」

『ん?』

「恋、したことある、、?」


恋の相談だった。


『あるっちゃあるかなぁ、でも実らないかな、多分』

「実らなくても、好きでいられるの?」

『そりゃあ! 好きだからね。』


僕が好きなのはあなたの下の名前で、あなたの下の名前は他の人を好きになった。

現状はこんな感じだろう。


頑張れば結ばれたかもしれなかった恋は頑張っても結ばれない恋にレベルアップ。


無理ゲー始まりました。天月は瀕死状態!


なんて、勝手に実況して気を紛らわそうとしてるけどやっぱりモヤモヤは消えない。

片思い永遠継続かぁ、辛。笑


少し黙って、あなたの下の名前は

「私も、実らないかもだけど、好きでいていいのかな。」



茜色の空に呟いた。


『俺も、好きでいていいのかな』


一緒に。



同じ空を見上げて。



二人





お互い好きな人を思って、瞳を潤ませる。




:ෆ̈:



君が僕以外のだれかの隣で笑っていても、

僕以外の誰かと幸せになっていても、

僕以外の誰かと、人生を共に歩くことになったとしても、





それでも、




『ずっと好きでいて、いいですか。』