第9話

やっぱり海に
6,153
2019/01/03 04:42




お家デート。なんて言っても、








うちらはずーっと、くっついてるだけ。









紫耀の手を触って、5本あるねー とか、



そんなん当たり前だろっ なんて、笑い合って








なんでもいい。








こんな平凡な女子高生が、





テレビでキラキラ輝く芸能人と、







こんなカレカノできてるなんて、








想像もしなかったから。








ううん、できもしないよ。










それでも、紫耀は、こうやってそばにいる。








だから、そばにいれば、なんだっていいもん。







紫耀
紫耀
なぁ、こんな事してて、つまんなくねぇの?
あなた

だって、紫耀と一緒にいれるだけで、楽しいもん!嬉しいもん!

紫耀
紫耀
ふふっ、そっか




頭にのっかった紫耀の手が、





ふわふわと、暖かく撫でてくれた。








紫耀
紫耀
でもさ、
紫耀
紫耀
俺、少しだけ、海に行きたいなぁ
あなた

海?

紫耀
紫耀
だって、海でもイチャイチャできるし、なんか、落ち着かない?あの場所
あなた

うん、落ち着くっ

紫耀
紫耀
しばらく行けてないから、
あなた

行こー!!!

紫耀
紫耀
ふっ、笑  
いつも俺の話さえぎるよねぇ…
あなた

紫耀の言う事はもう、わかってる!

紫耀
紫耀
なんだよそれ 笑
あなた

もぉいーから、早くー

紫耀
紫耀
はいはい





お気に入りのショルダーバッグに、受験合格祝いにもらったウサギのストラップをつけて、







家を出る







紫耀
紫耀
ん、車乗ってー
あなた

はーい!

あなた

ねね、memorialかけよ!

紫耀
紫耀
お!そだな!
紫耀
紫耀
涙もかなーしみもー笑いあえーるのはー
あなた

きょーという瞬間をー迎えられーたからー

紫耀
紫耀
空にあるー無数ーの星ー
見つーけーられるのはー奇跡っ
あなた

背中ー合わせー過ごすー時間ー
えーがいていこおー未来ー

紫耀・あなた
永遠ーをーちーかおおーキミを守りーつーづーけるよー
紫耀・あなた
虹のよーにーあーたたかーなー愛でー
キミーをつつーもーおー
紫耀
紫耀
ついた!
あなた

やったー!!

紫耀
紫耀
はい、気を付けておりてっ
あなた

うんっ

あなた

わぁーー!懐かしい

紫耀
紫耀
ちょ、まってあなたっ
あなた

んー?なにさー、早く遊ぼーよ!

紫耀
紫耀
マジで、危なっ、そっち行くなっ、!
あなた

へ?

紫耀
紫耀
戻れ…!!!
あなた

えっ、な……

グイッ
あなた

へっ、…!?

プリ小説オーディオドラマ