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2020/12/04

第15話

あの時
(たくさん登場人物が出るため、今回吹き出しは不使用です。その代わり、SnowManのメンバーはメンカラのハート表記。その他は名前で表記しています。)
深澤side
??「ごめんなさい!ごめんなさい!」
少し離れたところから聞こえる女の子の謝罪の声。
この事務所に女の子と言ったら一人しか思い浮かばなかった。何年か前に入所してきて、今少しずつテレビに出ている子。
??「お前最近調子乗ってるだろ!」
??「女のくせしてよ!」
その後に聞こえた二人の男の声。合間合間に聞こえるガンガンという音は何かを蹴っている音だろうか。
そっと音のする方へ近づいてみる。すると、女の子が床に座り込んで顔を腕で覆っている姿と、それを二人の先輩が囲っているのが見えた。
女の子は確か…○○ちゃんって名前だったかな…
○○ちゃんは鳩尾を中心的に蹴られていて腕の隙間から見える顔は酷く歪んでいた。
△△「おい、そろっと時間」
□□「ん、まじか…じゃあな、クソ女」
△△「また明日ね?笑」
二人の先輩は去っていく。
それを見て○○ちゃんに駆け寄ろうとしたら、一直線に○○ちゃんの元へ駆け寄る別の姿が見えた。
💚「○○!」
🤎「りょうへ…く、っいたぃ…」
💚「大丈夫?ごめんね…毎回助けてやれなくて…」
🤎「ううん、味方で居てくれるだけで嬉しい…」
💚「肩つかまれる?」
🤎「うん」
"毎回"という言葉からこの子がもっと前から暴力をふるわれてたことが読み取れた。そしてそれを密かに助けているのが阿部ちゃん。
何でもっと早く気付いてやれなかったんだろう…
思えば、少し前から○○ちゃんの踊り方がぎこちなくなってきていた気がする。
💜「…あ、やばい、時間遅れる…」
自分の無力さを痛感しながらリハ場へと向かった。