第57話

57話
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2019/10/28 08:23
ご飯の準備をしてる途中で




ピーンポーン




誰かがきた
あなたのママ
ごめん、あなた出て〜
あなた
はーい!
ドアを開けると里菜と翔平がいた
あなた
あれ?翔平?
浦川翔平
どうしてもあなたに伝えておきたいことがあって少しいい?
あなた
あ、ちょっと待ってて!
わたしはママのところに行き、少し出ると伝えて玄関に向かった
相沢里菜
わたしたちがよく遊んでた公園で少し話そ
あなた
わかった
公園につき、ベンチに座って

おそるおそる聞いてみた
あなた
話って?
浦川翔平
まず、樹と結美ちゃんは付き合ってるらしい
あなた
うん。
浦川翔平
でも、樹は結美ちゃんのことが好きじゃないし他に好きな子がいる。
あなた
じゃあ、なんで付き合ってるの?
浦川翔平
それは、あいつ頑固だしなんでも自分で背負いたがるから教えてくれないんだ
相沢里菜
わたしは樹が脅されてるんじゃないかなって思う
浦川翔平
でもあいつ、弱み握られるようなことしてないけどな
あなた
いいの、ありがとう。わたしは大丈夫だから








うそ。本当は大丈夫じゃない。大丈夫なわけない。



あなた
教えてくれてありがとね
わたしが頑張って作り笑顔を向けると




里菜がわたしを抱きしめて
相沢里菜
こんな時に作り笑顔しないで
辛いのわかるよ。
さっきは笑ってって言ったけど泣きたい時は泣かないと辛いよね
その言葉で一気に涙が溢れた
浦川翔平
里菜!俺、樹のところに行くから
あなたのことよろしくな。
相沢里菜
もちろん。
翔平が行くと里菜はわたしを抱きしめる力を強めた





わたし、里菜と翔平にお世話になりっぱなしだな........

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