第91話

91話
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2019/11/11 08:22
ピーンポーン






ドアを開けると




壱馬先輩は走ってきたのか少しだけ息があがっていた
川村壱馬
お邪魔します
あなた
どうぞ
わたしは部屋に連れていきベッドに壱馬先輩を座らせてわたしも壱馬先輩の隣に座る
あなた
1週間もお待たせしてすみませんでした、、
川村壱馬
大丈夫だよ。返事が返ってくるだけで充分
壱馬先輩の優しさがさらにわたしの心拍数をあげていく
あなた
告白すごく嬉しかったです。
壱馬先輩は優しいので嘘はつきたくないです。
なので正直に言うとわたしはまだちゃんと樹を忘れられてません。
でも壱馬先輩に少しずつ惹かれてるわたしがいるのも事実です。
もしそれでもわたしと付き合ってくれるならお願いしたいです。
川村壱馬
あなたちゃんが樹のこと忘れられてないのはわかってたけど
俺に少しずつ惹かれてるのは知らなかったし
正直、今日振られるのかと思ってた。
樹のことは徐々に忘れてってほしい
是非俺と付き合ってください
そういってわたしに手を差し伸べた




その手に私の手を重ねて
あなた
よろしくお願いします。






こうしてわたしと壱馬先輩のお付き合いが始まった

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