店員さんにポテトとナゲットを頼んで
待ってる間
わたしはどうしても樹の気になる人が気になって聞いてみることにした
里菜かな。
あー、完璧私の片想いじゃん。。
そんなことしか言えないわたしに樹がなんか言おうとした
そのときー
自分も樹に迷惑がかかると思い否定したのに
樹に否定されると胸が痛む。
ズキッ
そんなにあっさり、、
やっぱり樹は里菜が好きなのかな
咄嗟に嘘をついた。樹にばれたくなくて。
この時の樹の顔は怖くて見ることが出来なかった
壱馬先輩と北人先輩が出ていくと注文していたものがきた
わたしは気まづさからポテトに手を伸ばす
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!