第14話

14話
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2019/10/15 06:34
店員さんにポテトとナゲットを頼んで


待ってる間
わたしはどうしても樹の気になる人が気になって聞いてみることにした
あなた
あの、さ、
さっき樹が気になるって言ってた人どんな人なの?
藤原樹
鈍感で泣き虫な子かな



里菜かな。
あー、完璧私の片想いじゃん。。
あなた
そっ、かあ。その子、樹に気になってもらえて幸せ者だね!
そんなことしか言えないわたしに樹がなんか言おうとした


そのときー
吉野北人
あー!
樹とあなたちゃんデートなう???
藤原樹
北人先輩お久しぶりです!
あなた
北人先輩!!樹とわたしはそんなんじゃないですよ、、
吉野北人
そうなの?
藤原樹
まあ、そうですね。
自分も樹に迷惑がかかると思い否定したのに
樹に否定されると胸が痛む。
吉野北人
ならもう少しで壱馬くるから一緒にいてもいい?
藤原樹
いいですよ!



ズキッ



そんなにあっさり、、
やっぱり樹は里菜が好きなのかな
吉野北人
ねぇねぇ、あなたちゃんは好きな人いないの?
あなた
わたしはいませんよ〜!
咄嗟に嘘をついた。樹にばれたくなくて。
吉野北人
ほんとにぃ〜??
あなた
本当ですっ!!
この時の樹の顔は怖くて見ることが出来なかった





川村壱馬
北人ー!ごめん遅くなった!
吉野北人
大丈夫!あなたちゃんの好きな人聞き出すの頑張ってたから笑笑
川村壱馬
そんなことばっかりしてると
あなたちゃんに嫌われるぞ笑笑
吉野北人
え?俺の事きらい?
あなた
いえ、そんなことはないです!
吉野北人
よかったあ〜
川村壱馬
北人もう行くぞ!
吉野北人
じゃあね、樹とあなたちゃん!
藤原樹
はい。
あなた
それではまた!
壱馬先輩と北人先輩が出ていくと注文していたものがきた
店員さん
お待たせ致しました
あなた
よし食べよ!
藤原樹
うん。
わたしは気まづさからポテトに手を伸ばす

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