第108話

108話
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2019/11/19 10:49
家の前まで来ると壱馬が立って待っていた
あなた
壱馬、、
川村壱馬
そーいうこと。だから俺にあんなメール送ってきたんだ。
川村壱馬
あのメールの文、そのままあなたに返すわ。
そういって壱馬は去ってしまった





わたし壱馬に振られちゃったんだ........


黙り込んでる私に樹は問いかけた
藤原樹
追いかけなくていいの?
俺が走ればまだ間に合うよ?
あなた
初恋の人を完全に忘れられてないから結局傷つける…
壱馬はいい人だから私じゃなくて他の人とちゃんと幸せになってほしい
わかってる。わたし最低だよね。
藤原樹
最低だなんて思わない。
俺だって同じようなもんだよ
あなた
でも樹は好きな子を守るために付き合ったんでしょ?わたしは違う。初恋の人を諦められないまま壱馬のことも好きになって付き合ったの。中途半端だったから壱馬を傷つけた
藤原樹
俺だって杉本さんのこと傷つけてるのには変わりない。
藤原樹
だから、自分ばっかり責めないで
あなた
うん........ 
ありがとう
そういえば重たいよね。まだ歩けそうにないからベッドにおろしてもってもいいかな?
樹が頷くと




わたしは樹に鍵を渡し開けてもらって
部屋のベッドに座らせてもらった

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