BOM!!!!
ザンッ
ーーーーーーー緑谷sideーーーーーーー
かっちゃんとギクシャクしながら帰っている時だった
敵が出て来たんだ。
BOM!!!!
かっちゃんが思いっきり爆破させた。
さすがにやりすぎだろうと思った。
でも…
個性は再生なんだと思った。
喰う?
何言ってるんだ?
本能的に、喰われる!!
そう思った。
その時だった。
そこには狐の面を付けた女の人が立っていた。
全然気配がしなかったし音もしなかった。
この人はヒーロなのか?
でも、こんな人見たことない。
鬼殺隊?
何言ってるのか全く分からない
"柱"という言葉に過剰に反応していた。
鬼殺隊?柱?
本当に何言ってるのか分からない。
考えすぎて頭がぐわんぐわんした
気づいたら
首を切っていた
ゾッとした。
殺してしまった…
殺人犯!?
しかも灰になったかのように崩れていった。
その人は僕達の身体を見て…
怪我の有無を確認していたようだ
その人は消えた…
名前は答えてもらえなかった
明日になれば分かるってどういう事なんだろう
隣を見ると、かっちゃんは呆然としていて、
いつもの様子じゃなかった
それから僕達は変わらず無言で帰った。
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大正コソコソ噂話
蜜璃ちゃんがヒーローを嫌いな理由は、カフェでご飯を食べていた時に、「食いすぎだろw」とか、「デブになるのが目標なんじゃね?w」などと言ってきたからです。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!