第3話

#涼介side
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2018/12/19 08:40
☺︎︎
た、ただいま
あ、あいつ帰ってきた。
侑李
おかえり!
大貴
おかえりなさい!
ん...?
あなたの頭、なんか葉っぱついてね?
俺はあなたの手を掴んだ。
ちょっと来い
さすがに2人の前で葉っぱついてるよ、なんて
言えない。一応女子だし。

俺は自分の部屋にあなたを連れていった。
そして葉っぱを取ってあげた。
俺はあなたに葉っぱを見せた。
☺︎︎
取ってくれたの?ありがとう!
☺︎︎
実はお庭の芝生でごろごろしちゃってね…
あなたは笑いながら言った。
笑顔...似合うんだな
☺︎︎
ん、なに?
いや、なんでもない
心で言ったつもりなのに思わず声にでていた。
気づかれなくてよかった。
あなたは俺と同じクラスだ。
優しくて愛嬌があってみんなから人気だ。
でも他の女と違って俺達3人に全く興味がない。
まあ、こんなやつ好きでもなんでもねぇけど。
侑李
ねぇー!そろそろイチャイチャタイム
終わりにしてくれなーい?
ドアを勢いよく開けて入ってきたのは侑李だった。
イチャイチャなんかしてねぇし
侑李
ふぅん。
だったらあなたちゃん
はやく貸してよ〜!
貸してってあなたは物じゃないし...
大貴
そうだよ!
涼介だけで独り占めしないでよっ!
次は大貴が入ってきた。
この2人は幼なじみで昔から仲良し。
ま、親友みたいなもんかな。
侑李
てゆーか涼介だけあなたちゃんと
同じクラスでずるい!
大貴
そうだそうだ!
こいつらはまったく...
☺︎︎
ちょ、ちょっと落ち着いて〜
あなたが焦って言った。
侑李
じゃあ僕にチューしてくれたら
落ち着いてあげる!
☺︎︎
え...?!
侑李はニヤッと笑った。

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