第2話

遅刻した時のみんなの目線は恐怖
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2018/11/05 03:17
あなた)急がないと…学校に遅刻しちゃう…!あーぁなんで昨日寝る前に銀魂見ちゃったんだろ…。夜更かししすぎてしんどいよ…。そういえば昨日見た六角編ってかなり沖神だったなぁ…。みんなあれの何がいいんだろ。そんなことより今日は帰りアニメイト寄ろう…。沖田君マジイケメン。辛いわ…。

あなたは急いだ。今日は小テストがあったからだ。

あなた)…!?

あなたは盛大にコケた。と言ってもあなたはよくコケるので、特に本人は驚くことではなかった。
しかし、それが今までの全てが狂ってしまうことも知らずに。


あなた)ん…。あれ…?ここは…?

あなたがボーッとしてると近くで怒鳴り声に似た叫び声が聞こえた。

?)おい…!いたぞ!

あなたはよくわからないまま起き上がった。

あなた)騒がしいなぁ…ってファ!?

あなたは明らかに自分の声でない声を出し、水たまりに映った自分の姿に驚いたのである。
赤のチャイナ服、オレンジの髪。青い瞳。
透き通るような肌の色。
そう。誰がどう見ても神楽だった。

あなた)てことは、このシーンは確か…
第4話の銀さんとの出会いか!てことはこの怒鳴り声をあげている連中は…

あなたは逃げた。今捕まるわけにはいかない。小テスト受けないと追試に行かなければならなくなる。

あなた)…!?

あなた急にバイクにぶつかった。と言っても想定内だったが。

銀時)お…落ち着いてタイムマシーン探せ…ガクガク

新八)あんたが落ち着け!

その時あなたは、確信した。今後は万事屋で働かなければならないこと。酢昆布をずっと食べなくてはいけないこと。
そして…
追試決定だということも。
全てはアニメの通り過ごせばいい。そう思った。しかし銀魂はジャンプGIGAで連載が続くのである。

あなた)じゃあ私帰れないじゃん…!

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