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第22話

みどりちゃんのいない日々
12月31日。

今日は大晦日おおみそかだ。

そして、みどりちゃんの手術日から5日が経つ。













…しかし、みどりちゃんは帰ってこなかった。










かえ
かえ
ねぇーーーーー、みどりちゃん
まだーーーーーーー?


かえちゃんが待ちくたびれたように言う。

看護師さん
はーーーい、血圧、脈拍ー


看護師さんがタイミングよく病室に来た。




_____今だ。

雛子
雛子
ねぇ、みどりちゃんまだー?
ICU長いの?
術後の調子どうなの?


看護師さんを問い詰めてみる。

かえ
かえ
ホントだよー
まだーーー?
みどりちゃんがいない日なんて、『全く』面白くないよーーーー





…ちょっと、私いるでしょ⁉︎

とりあえずその気持ちは心にしまっておく。


かえ
かえ
…まさかだけどさ。
死んじゃったとか、言わないでよ?
かえちゃんが真顔になった。
雛子
雛子
かえちゃん!
そんなこと言っちゃダメ!
単にICUが長いだけだよ!
そんな縁起でもないこと言わない!
かえ
かえ
言ってみただけだよ。



かえちゃんは表情1つ変えずにそう言った。

かえちゃんは本気だ。

大人は子供にウソをつく。
「大人の事情」なんて言っといて、それが自分の病気のことだということも。
そんなことがあるということも、病気を持つ私たち子供は分かっている。





大人は、子供に「本当のこと」を言わない_____。

でも私たちには、信じる以外に出来ることは何もないのだ。


看護師さん
みんなで待とうね〜
戻ってきたら、元気に迎えてあげるんだよ〜
かえ
かえ
あったりまえじゃん。


かえちゃんは本気で怒ってる。

でも、絶対帰ってくる。

みどりちゃんのことだから。


実は相部屋にいないだけで、個室に移ってるのかもしれない。









絶対大丈夫。


きっと。


ううん。


必ず。






















































































ーーー明日は、お正月だーーー