無料ケータイ小説ならプリ小説 byGMO

第16話

変わりゆく性格
さて、もともと私はホンワカした性格だった。
もちろんかえちゃんも。

まぁ、小1と年長さんだもんね…


一方、みどりちゃんは中1にして大人っぽい性格で、中1とは思えないような大きく、そして深いことを私たちに教えてくれた。

今までここに綴ってきたことは、私たちがみどりちゃんに教えてもらったことだ。



やがて私たちは、みどりちゃんと一緒にいることで身体の大きさに似つかない、大人っぽい性格になった。

大人っぽい性格…

なんだか違う気もする。









「現実を知ってしまった性格」だ。






病気は人の性格を変える。

周りにいる同年代の子より断然、「知ってしまうこと」が多い。




いや、「多すぎる」のかもしれない。







周りの大人が話す「自分にとって辛いこと」。






それは全て、「自分の身体のこと」なのだから…。

















私たちは、そんな性格になった。


というかこれは、みどりちゃんのせいではない。


病院に長くいる子は誰でもこんな性格になる。




小さすぎる歳にして、周りの友達ではあり得ないことが数多く起こる。









点滴。手術。長期入院。抗がん剤。友達の死…


もう…、数えきれないよ…







































そしてだんだん私たちは「現実を知りすぎた性格」になっていったんだ。