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第3話

発作
ある日の朝。

小児病棟は7:00起床で、看護師さんが起こしにくる。

しかし。
私はその日、怖い夢を見て6:00に起きてしまった。
雛子
雛子
ぅゎ!!
…ぃゃ!
雛子
雛子
⁉︎
ハァハァハァ…
怖かったー…(小声)
みどり
みどり
ゼェゼェゼェ…
みどり
みどり
うっ…
雛子
雛子
え…?
みどりちゃ…ん…?
みどり
みどり
うっ…
みどり
みどり
ゼェゼェゼェ…
雛子
雛子
⁉︎
みどりちゃん!!!
シャッ!!!(カーテン)
そこには、顔を真っ青にし、過呼吸状態で、少し痙攣しているみどりちゃんがいた。
雛子
雛子
みどりちゃん!!!
雛子
雛子
呼吸が変で、雛子もこんな感じになったことあって…

____発作だ。
すぐにナースコールを押した。



怖くて怖くて…。
ナースステーションから近い部屋だったから、看護師さんが来るのは比較的早いが、それでも。その短い時間でさえも、長く感じた。
看護師さん
どうしたの?
雛子
雛子
み!…みどり…!
パニック状態で、言葉が出てこない。
看護師さんがみどりちゃんの状態を素早く見て、他の看護師さんに応援要請をした。
看護師さん
大丈夫だよ、ありがとう雛子ちゃん
看護師さんが、みどりちゃんの気道を確保するために、首の下に手を入れ、少し持ち上げながら私に気を遣う。



しばらくして、何人かの看護師さんが来て、点滴をセットし、心拍モニターをつけてしばらくしてみどりちゃんの容態は落ち着き、看護師さんたちはナースステーションへ帰っていった。
看護師さん
ありがとう、雛子ちゃん
雛子
雛子
ううん…
看護師さん
びっくりしたよね…
雛子
雛子
…でも、雛子だって発作起こすし、お互い様だよ
看護師さん
そっか…
看護師さん
…でも、雛子ちゃん、ありがとう。
雛子
雛子
全然大丈夫…!
看護師さん
優しいね、雛子ちゃん…
雛子
雛子
…えへへ💕
この時、私はまだ知らなかった。










本当のこと。













みんなが私に隠していたこと。













みどりちゃんが私に隠していたことを。