随分と懐かしい夢を見ている…
今もう何もかも行事が終わり、とうとう受験の準備に入った
結局あれから何も進展せずに、好きの気持ちも蓋をしていた。
…あぁ、眠い…
そう思ってウトウトしていると
ガタッ
机に寝てた私は慎ちゃんの声に驚きなんとも恥ずかしいことをしてしまった
慎ちゃんは小声で爆笑している
慎ちゃんに驚かされてびっくりした私はまた、懲りずに眠くなってきた
大声を出してしまった私は先生の視線に気づいた
クラスに笑いが起こる
授業が終わり、放課後…
2人で先生の所に向かった
私は先生に頼まれたことを慎ちゃんとやることになった。
放課後…
そろそろ受験を控えてるのにどういうことだ!
…なーんて、思いながらも、先生ありがとうとか思いながらも…
私の幸せで寂しい片想いの日々は過ぎていった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。