第3話

9
2019/05/18 11:52
随分と懐かしい夢を見ている…
今もう何もかも行事が終わり、とうとう受験の準備に入った
結局あれから何も進展せずに、好きの気持ちも蓋をしていた。
慎太
あー、受験やだー
わたし
…コクンッ…コクンッ
慎太
…結柚??
わたし
…カックン…コックン
慎太
( •´∀•` )いいこと思いついたっ…
…あぁ、眠い…
そう思ってウトウトしていると
慎太
うわぁぁぁぁ!!
わたし
…ビクッ!
ガタッ
机に寝てた私は慎ちゃんの声に驚きなんとも恥ずかしいことをしてしまった
先生
はい、寝ないの
わたし
…はぁい…
慎ちゃんは小声で爆笑している
わたし
…慎ちゃん。私は怒ったぞ
慎太
ククククッ笑笑笑笑
ごめんごめんて
慎ちゃんに驚かされてびっくりした私はまた、懲りずに眠くなってきた
わたし
…カクンッ
慎太
おい、寝るなよ
わたし
…カクンッ
慎太
おいおいー、
わたし
もう、うるさいなぁ
慎太
起きろよ笑笑笑笑
わたし
だって!!
大声を出してしまった私は先生の視線に気づいた
先生
結柚さん?( ˆᴗˆ )
放課後、慎太と先生のとこに来てくださいね?
慎太
えええええ、俺もー!?
クラスに笑いが起こる
遼介
慎ちゃんざんねーん
梨紗
結柚、どんまい
わたし
えええー
授業が終わり、放課後…
慎太
お前のせいだぞ…
わたし
はいはい、ごめんね
2人で先生の所に向かった
先生
あっ、きたきた
わたし
失礼しまぁす…
慎太
うーす
先生
2人にね〜お願いがあるんだけど〜やってくれるよねぇ?
私は先生に頼まれたことを慎ちゃんとやることになった。
放課後…
慎太
先生どうにかしてるわー、ホチキスで全部止めろとかー
わたし
あはは…
そろそろ受験を控えてるのにどういうことだ!
…なーんて、思いながらも、先生ありがとうとか思いながらも…
私の幸せで寂しい片想いの日々は過ぎていった。

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