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第20話

十七話
〜ロイド視点〜
一瞬だった。
あの2組が死ぬのは。
実況している二人も少ししか喋っていなかった。
ロイド
ロイド
(そんなに、強い組が…!)
おそらく、あの天使は暗殺者の双子が殺したんだろう。
唯一銃を持っていた。
ライド
ライド
……人の命って儚いね。
そうだね…。
ロイド
ロイド
儚いからこそ、大事にしなきゃいけないんだ。
まるで、桜のようにすぐに散ってしまう人の命。
自殺、他殺、病死、災害死…。
様々な散りかたがある。
災害死、病死は仕方がないと思う…。
だけど…。
この散りかたは許せない。
ロイド
ロイド
…生き残ったら絶対に首謀者を見つけてやる!
これで、8人も亡くなったんだ。
それから、今から6人も亡くなるんだ。
ロイド
ロイド
クソッ………!
本当に何なんだ…!
けど…
ロイド
ロイド
死に方を見てたら…アンナさんもアランさんも…ベラさん?もローズさんも…何か悪い事をしていたね…。
だけど、僕らはそんな悪い事はしてない!
なのに、何で呼ばれたんだ⁉︎
ライド
ライド
そうだね…もしかして、私達も知らない間に何かしちゃったのかな…?
でも、僕らが今までしてきた事は魔法学院で勉強、勉強、勉強だ。
勉強しかしていない。
ロイド
ロイド
してないと思う…。
僕らは…亡きお母様の遺言で勉強を頑張らなくっちゃいけないんだ。
そんな、悪行に走るような精神も持ち合わせていないし、そもそもそんな暇など無い。
ライド
ライド
じゃあ、一体なんで…?
さぁ…?どうしてだろう。
???
あ、居たのじゃ!
ロイド&ライド
ロイド&ライド
⁉︎










〜ぺぺ視点〜
ぐぎゅるるる〜
隣から大きな腹の声が聞こえる。
ピピ
ピピ
……お腹空いた。
まぁ、無理もない。
ここ最近は何も口にしていないからの。
人間の血を…。動物の血すらも…。
ぺぺ
ぺぺ
他の組と対峙したら血が吸えるんじゃがのぅ…。
空腹じゃから、当たるとすれば弱い相手が良いのぅ。
例えば…。
ぺぺ
ぺぺ
あの、白髪で水色のメッシュが入った髪の毛の双子…。
あれなんか、弱そうじゃな。
しかも、貴族のような整った顔立ち。
平民にも整った顔立ちの者はいるが…極少数じゃ。
貴族の血は大好物なのじゃ…。
いつも、贅沢で栄養の整った料理を食べているせいか平民の血よりもずっと美味しいのじゃ。
しかも…。
ぺぺ
ぺぺ
(きっと、あの白髪は…皇族の分家であろうな。)
皇族の血…私達も口にした事がない。
きっと、もっと贅沢な物を食べているのであろうな。
だから、この世で一番美味しい究極の血だと予測しておる。
ピピ
ピピ
ねぇ…、ここの曲がり角どうするの?
むぅ…。
どっちでも良いのだが…。
ぺぺ
ぺぺ
……さっきは右へ曲がったから次は左へ曲がろう。
ピピ
ピピ
了解。
そして、私達は左へ曲がる。
おーあ…暇…。
…………ではなかったようじゃ。
ぺぺ
ぺぺ
あ、居たのじゃ!
曲がるとすぐに相手の組が居たのだから…。