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第12話

十一話
〜ベラ視点〜
ローズ
ローズ
……死んじゃいましたね。
ローズが、落ち着いた声色で言う。
ベラ
ベラ
ねぇ…お母さんの所までいくの?
いや…いけないな。
ローズ
ローズ
いきたいですけどね。
お母さん…。
私たちの頭を優しく撫でてくれた…
近所の子達にも優しくて…
まるで、聖母のような人だった。
だから…私達はお母さんの元へ帰りたい。
ベラ
ベラ
早く、違う組と出会わないと。
早く帰るには、違う組の人に__________。
ローズ
ローズ
ねぇ、走りませんか?
そうね…。あっちから魔力の気配がするし…。
ベラ
ベラ
じゃあ、北に行こう。
ローズ
ローズ
魔力を感じたんですか?
ベラ
ベラ
そうよ…。
私達の祖先は魔女だったらしい。
それも、史上最強レベルの。
ローズ
ローズ
じゃあ、行きましょう。















〜リョウ視点〜
リュウ
リュウ
それで…何であの双子の顔に見覚えがあったの?
リョウ
リョウ
あ〜!あの二人に言うの忘れてた〜!
そう…これは完全にうっかりなのだ。
リュウが暴れるから止めるのに必死…そこまで必死じゃなかったけど忘れてた。
リョウ
リョウ
あの二人は、脱税家の子だよ。
そう…こんな殺し合いに参加しなくとも、あの一族は処刑が決まっていた。
だか、あの二人は知らないだろう。
来週に処刑予定だったけど、まだ伝えてはいなかったから。
脱税家の家名は「ウォード」。
リュウ
リュウ
あの…⁉︎
リョウ
リョウ
そ、だから見覚えがあったんだよ!
一度パーティーの途中に暗殺をしに行った事がある。
その時のパーティーがウォード家主催だった。
一度見た人の顔は忘れない。
これは、この業界じゃ生き残るための必須法かな。
リョウ
リョウ
それじゃ、新たな敵を探しに行こう!
リュウ
リュウ
お〜っ!















〜ポーカー視点〜
……そろそろ、いい加減飽きてきたぞ。
誰とも出会わぬまま暫く経過し…ずっと同じ景色を見るのはちと飽きた。
すまぬ、妾は飽き性なのだ。
ジョーカー
ジョーカー
やはり、飛ばぬか?
ポーカーは些か心配性すぎる。
もう少し、楽に考えろ。
ポーカー
ポーカー
いいえ、まだ飛ばなくて良いと思う。
ほら…この一点張りだ。
ポーカー
ポーカー
ほら…誰かと出会いそうな予感がするし。
ジョーカー
ジョーカー
理由は…?
ポーカー
ポーカー
………勘よ。
ちっ…。もっとちゃんとした理由をくれ。
だが…
ジョーカー
ジョーカー
ポーカーの勘はよく当たるからのぅ…
大天使なのに。
だが、実力では妾の方が上だ。
階級も上だしな。
ポーカー
ポーカー
私の得意な事はそれだけ。
ジョーカーみたいに強かったら良いんだけど。
……………。
ポーカー
ポーカー
…ねぇ、その笑顔止めてくれない?
ジョーカー
ジョーカー
ニチャアァ
笑っていたのか…?
ジョーカー
ジョーカー
すまない、勝手に頬が緩んでしまった。
ポーカー
ポーカー
……しっかり気を保ってよ、力天使様。
そう…妾の階級は力天使。
大天使よりも上だ。
だから…。
ポーカーを守らなければならぬな。
これも…上司として…双子の姉としての思いだ。