第21話
十八話
〜リュウ視点〜
いーなー!私も戦いたい!
できるなら…仕事なんて放り出してずっとこの殺し合いをしていたい…!
っちぇ〜。
でないと、こっちが殺られる…!
でも…
もっちろん!
強い人と戦いながら死ぬのはすごく良いと思う。
だって、私達以上に強い人が居るんだなって思わせてくれるじゃん!
ん…?
あ、あれは…
じゃあ、相当強いんだ…。
〜ロイド視点〜
戦闘が開始されると同時に、視界が真っ白になり気が付くと皇宮の中に居た。
お母様が生きていた頃…一度だけ来たことがある。
確かに派手だ…。
大きなシャンデリアに、大理石の床。
壁には沢山の絵画が飾ってあり、所々に壺や花が置いてある。
天井や壁に描かれた絵はすごく綺麗だし、壁に施された彫刻は精密で鳥なんかは生きているようだ。
この双子から漂う気配は、尋常じゃない
もしかすると…あの暗殺者の双子よりも強いんじゃないか…?
吸血鬼の始祖っ⁉︎
そんなの、勝てるはずがない…!
そんな事言われたって…!
こんなに実力差があるなら諦めるしかないだろッ!
相手の様子…?
貧血か…。
なら、まともに戦えないはず…。
吸血鬼は日光に弱いと聞く。
あとは…ニンニクに十字架。
しかし、今はどれも持っていない…。
でも…あの魔法なら…
神聖魔法とは、神の偉大なる力を借りて通常の魔法を強化したり、厄を祓ったり、回復なんかにも使える。
その魔法を使う際に十字架が出てくる。
それを、利用しようとしてる。
ただ、この魔法の欠点は…
魔力を沢山使う事と、時間がかかる事だ。
さて…集中しなくちゃ!
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こんにちは。作者です。
正直、この物語…今月いっぱいに終わるか曖昧で…
もしかしたら、今月中に終わらない可能性があります。
その時は、プリコンのハッシュタグを消しますので…💦
それだけです💦
いつも、ご愛読いただきありがとうございます!