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そう言って店員さんにトンカツ定食を2つ頼む。
昔はトンカツ苦手だったんだけど、
テヒョンがトンカツトンカツ言うから
夜ご飯によく作ってたらいつの間にか好きになってたのㅋㅋ
ってまたテヒョンのこと考えちゃうなんて…
どんだけテヒョンの事好きなのって自分自身に呆れるㅋ
ブフッ、ゲホゲホ
ちょうどテヒョンの事考えてたからタイムリーすぎてむせちゃったよ、
そう言うヨンスン君は真っ直ぐ私を見つめる。
こんな子に嘘つけないよ…
「お待たせしました、トンカツ定食です。」
店員さんの声にかき消され、ヨンスン君の声はよく聞こえなかった。
食べ終わってお店を出る。
そう言って後輩なのに奢ってもらっちゃった。
なんか申し訳ないな。
申し訳なく思い、私がそう言うと
そうやって幼い子供みたいなキラキラした目で話す。
ヨンスン君が女性社員に人気な理由分かる気がするな
そう思った。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!