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第3話

-前世の過去1-
-今世-
…なんだろう白い天井が見える…
ここどこだろう…
あなたの赤ちゃん時代
あ…あぅ…
しゃ…喋れない!?
あなたの母親
え…?
あ、あなた!!
この子が喋ったわ!
あなたの父親
本当か!?「走ってくる」
おぉ綺麗な子だよ…!!
君の名前あなただよ…
元気に育つんだぞ…!
この人達が私の両親か…
正直、嫌だな…
前世の時と同じ人だし…
またあんな事にならなきゃいけないのかな…

『あんな事』??
あぁ…
じぁ君に教えてあげるね。
私の前世の記憶を。










私は前世の両親に『虐待』をうけていた。
虐待をうけ始めたのは4歳頃_
あなたの母親
こっちを向かないで気持ちが悪いわ
あなたの父親
早くお前なんか死んでしまえばいいんだ
こんな風に。
前までは、こんなんじゃなかったのにな。





時には暴力もふるわれてた。
あなたの母親
「ビンタ」こっちを向かないでって言ったでしょ!
あなたの父親
「殴る蹴る」お前なんか生まれなくて良かったんだ!!
こんな生活が2年も続いていた。
だから私は感情をなくしてしまい、ただ言われた事を行うだけの人形になってしまった。

でも2年この生活が続いて、ある夜に私達の家に鬼が来た。
そのせいで両親は殺された。
私は感情をなくしてしまったから、なにも感じなかった。
悲しくもないし悔しくもない。
私はなぜか鬼に食われなかった。
だから朝になった時に両親の死体をずっと眺めていた。
さすがにここままでは可哀想だなっと感じ埋葬した。
せめて私を産んでくれた人達だから。

そして私は埋葬が終わったら家を出た。
確か家を出た時は雪がよく降っていた時だった気がする。
寒い中、山の中をさまよっていた。
すると私と同じ歳くらいの子に声をかけられた。
その子は『しょう』っていう子だった。
しょう
君、大丈夫?
こんなところで、どうしたの??
あなたの6歳の時
家から出てきた…
両親が鬼に殺されたから…
しょう
そうだったんだね…
じぁ俺の家に来てよ!
俺も両親がいなくてさ!!
それにこんな山の中にいても君が鬼に食われちゃうかもだしね!
しょうは家に連れてってくれた。
私はずっと不思議だった。
さっき出会ったばっかの子をなぜ心配するのか…

家について今までの事を話した。
そしたら、しょうは
しょう
大丈夫だよ。
辛かったね。
これからは俺と暮らそう。
そしたら感情も戻ってくるよ。
もう君を苦しめる人はいないから。
と言って頭を撫でてくれた。
私はその時、初めて涙が出た。
こんなにも暖かく接してくれたのは、しょうが初めてだったから。

そして私達は一緒に暮らす事になった。






そしてまた2年がたち…
私は感情を取り戻し、しょうと楽しく暮らしていた。
あんな事がおきなければ…






あの時は私が8歳の時。
その時も雪が降っていた時。
薪を私1人でとりに行って帰ってきた時だった。
あなたが8歳の時
しょうーーー!!
薪とりに行ってき…た………よ……
しょうが鬼に食われていた。
しょう
あなた……逃げ………ろ…早く………
鬼に食われる光景を見たのは2回目で両親が食われてたのを見てもなにも感じなかったのに今しょうが食われていると認識した時、私は体の中から何かが沸騰するような怒りがわいた。
こいつを殺さなければと思い私は近くにあった斧を手に取った。

そのあとは、どうなったか覚えてない。
気がつくと鬼は両手両足に石がのっていて頭には大きな石がのっていた。
そして朝になり鬼は灰になっていった。
鬼がいなくなったのを見て私は急いで、しょうの元へ行った。
そしたら、しょうはもう生きていなかった。
私が弱いから、しょうは死んだ。
そんな事を思い泣きながら埋葬した。

埋葬が終わったら私は気を失ってしまった。