本来ならば、ここにオールマイトがいらっしゃるハズ…ですが何か変更があったのでしょうか?
まぁ…それとは関係なく…私の役目はこれ。
「殴る」
「殴る」
その前に俺たちに、やられることは考えてなかったか!?
危ない危ない………そう…生徒といえど優秀な金の卵。
ダメだ、どきなさい二人とも!!
黒いモヤが生徒を囲う___
(散らして嬲り殺す。)
皆!
「クラスの皆がいる方を見る」(えぇ!?なんか黒いモヤが皆を囲んでるけど大丈夫なの!?)
よそ見してっと殺すぞ!!「腕を切ろうとする」
「避けるが腕に切り傷が」(痛いな……。どうしよう…。気配的に皆はこの施設内にいる……。それに皆のところに鬼はいってない…。けど私1人でも、この数はさすがに、しんどい……!)
-出入口付近-
皆は!?
いるか!?
確認出来るか!?
散り散りには、なっているが、この施設内にいる。
………!!
………委員長!
は!!
君に託します。
学校まで駆けて、この事を伝えて下さい。
警報鳴らず、そして電話も圏外になっていました。
警報機は赤外線式…先輩…イレイザーヘッドが下で”個性”を消し回っているにも拘らず無作動なのは…恐らく、それらを妨害可能な”個性”がいて…即座に隠したのでしょう。
とすると、それを見つけ出すより君が駆けた方が早い!
しかしクラスを置いてくなど委員長の風上にも…
救う為に”個性”を使って下さい!!
お願いね委員長!
手段がないとはいえ敵前で策を語る阿呆がいますか。
バレても問題ないから語ったんでしょうが!!
-水難ゾーン〚緑谷·蛙吹·峰田〛-
戦闘が終わり___
とりあえず…救けを呼ぶのが最優先だよ。
このまま水辺に沿って広場を避けて出口に向かうのが最善。
そうね。
広間は相澤先生と、あなたちゃんが敵と鬼を大勢、引きつけてくれてる。
(相澤先生…)………敵が多すぎる。
先生はもちろん制圧するつもりだろうけど…やっぱり僕らを守る為ムリを通して飛び込んだと思うんだ。
あなたさんは、あの数でも大丈夫そう…。
相澤先生の方がまずそう……。
え…?
まさか緑谷バカバカバカ………。
邪魔になるようなことは考えてないよ!!
あなたさんの負担を減らす事はできないし個性も鬼には効かない…。
それに足でまといになる……。
だから、あなたさんじゃなくて少しでも先生の負担を減らせればって…………。
-広場-
「走りながら」23秒。
本命か。
24秒。
20秒。
!
ちっ!!「走る」
17秒。
「殴る」
動き回るので、わかり辛いけど髪が下がる瞬間がある。「肘を触る」
一アクション終えるごとだ。
そして、その間隔は段々、短くなってる。
無理をするなよイレイザーヘッド。「肘を崩す」
「殴る」(肘が崩れた!)
その”個性”じゃ…集団との長期決戦は向いてなくないか??
普段の仕事と勝手が違うんじゃないか?
君が得意なのは、あくまで『奇襲からの短期決戦』じゃないか??
それでも真正面から飛び込んできたのは生徒に安心を与える為か?
かっこいいなあ。
かっこいいなあ。
ところでヒーロー。
本命は俺じゃない。
-出入口付近-
13号。
災害救助で活躍するヒーロー。
やはり……
先生ー!!
戦闘経験は一般ヒーローに比べ半歩劣る。
自分で自分をチリにしてしまった。
そこには13号がワープゲートを吸ったはずが13号の吸ったワープゲートが背後にまわり背中が負傷した___
(ワープゲート!やられた…!!)
飯田ァ走れって!
くそう!!「走る」
散らしもらした子ども…(待つべきは、あくまでオールマイトのみ)
教師たちを呼ばれては、こちらも大変ですので。
(皆を…僕が!任された!!クラスを!僕が!!)
「黒いモヤをおさえる」行け!
!!
早く。
くそっ!(皆!!待っててくれ!)
-広場-
(うぅ…なかなか呼んだ隊士が来ない……。そういえば相澤先生は大丈夫かな…??)
相澤先生を見た___
そこには___
よくわからない脳みそむき出しのやつに腕をボロボロにされ血が飛び散っていた。
(えっ………?)
対 平和の象徴、改人”脳無”。
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。