へぇー。(案外、広いのね……。)

相澤先生…。

うん。

うん。

(洋室か……畳にしよう…フローリングは落ち着かないし……。)

どうかしましたか？？

御館様！？「手紙を読む」
”あなたへ

雄英高校の護衛1日目どうかな。
あなたが護衛を引き受けてくれて本当に助かったよ。
これから辛い事もあるかもしれないけど頑張ってね。
それと寮生活も。
たまには自分の屋敷に帰っておいでね。
皆、寂しがってるからさ。

産屋敷耀哉より。”
…ｸﾞｽｯ「涙を拭う」(泣いてられないな！まずは部屋づくり。頑張ろう！！)

うん。

えっ？
うーん……和風。

轟さん？？

そうなんだ。

「振り向く」はい。

…別に、お礼を言われるような事はしてないよ。
それに私のせいでボロボロにしちゃったし。

そっか。
なら良かった。

はい。

……それは気配だよ。

私、気配でどんな人か、わかるの。
鬼かどうかも判断できるよ。

まぁこれでも鬼殺隊の柱だからさﾆｺｯ

(！？)

………そうだよ
これは仮面……。
正直に言うと私ヒーロー好きじゃないの。

……私の大切な人は鬼に殺された。

その近くには、たくさんのヒーローがいたの。
でも、そのヒーロー達は棒立ち。
助けてくれなかった。
私は言いましたよ『ヒーローなんだから助けてよ』って。
でもヒーロー達は『あれは敵じゃない。それに個性が効かないから無理だ。』って。
ヒーローは人の命を助けるんでしょう。
なのに助けてくれなかった。
鬼殺隊の皆さんもヒーローは、あまり好まないよ。
同じような感じで裏切られてるからね。

そうだね。
いると思う。
……いつか会えれば、いいな。

この子は私の鎹烏の雪。

どうかしましたか？？

では私は任務なので失礼するね。