薄ら目を開くと天井が見えた。
そう思い体をおこすと天狗のような仮面をした人がそばにいた。
鱗滝さんに今までの事を話した。
しょうがもういないという事を感じ涙を流しながら。
そうすると鱗滝さんは
と言って頭を撫でてくれた。
しょうのように言葉をかけてくれた訳ではない。
けど、しょうとは違う優しさを感じ、また涙が出た。
泣き止むと…
そう言うと
私は頭の中が?になりながら考えていると扉が開き1人の女の子と2人の男の子が入ってきた。
その子達は女の子が『真菰』といい2人の男の子は『錆兎』と『義勇』といった。
私は
と言った。
それから地獄のような鍛錬は始まった。
私は水の呼吸というものが体にあわないため体の使い方を教わり自己流の『氷の呼吸』と『雪の舞』を習得した。
そして2年後_
そう言い狐の仮面を私達にくれた。
そして最終選別当日_
生き残ったのは私と義勇だけだった。
鬼殺隊にはいり鬼を狩っていた時、私の鎹烏[雪]が
雪について行くと立派な御屋敷についた。
これが私が柱になった時。
この時は12歳だったな。
そしてまた2年がたち_
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。