二宮side
おやすみ、かぁ…
この一言だけで、すごい幸せ。
あなたちゃん…
めっちゃかわいいな
性格もいいし。
なんか…
俺だけのものにしたい_。
だれにも渡したくない。
俺って恋してるのかな?
これは恋なのか?なんなんだ?
焦るな二宮落ち着け二宮。
((ピコンッ
はっ!!
ラインが来た
可愛すぎるだろ…//
顔が熱くなってんのが自分でも分かる。
ラインでよかったー
直接だったら、この赤い顔を見られてしまうからね、
俺だって楽しみにしてるに決まってんじゃん
俺、まじで恋してるな。
すき_
この2文字が伝えられたらな…
いや、男子高校生かって!笑
日曜日、楽しみだなぁ💭
ある日_
楽屋にて
二宮「なんか1番早く着いちゃった」
俺は最近テンションが高い。
その理由は、ね?笑
いつもメンバーの中で楽屋にくるのが最後なのに、、笑
そう思うと恋のチカラってすごいと思う。
相葉「おはよー、あれ?にの?どーしたの?」
二宮「どうしたのって、俺嵐だわ」
相葉「いや、なんか早くない?」
櫻井「おはよーってにの!どしたの!」
二宮「いや、だから俺嵐…」
松本「おはよ、あれにの?」
二宮「俺、嵐じゃないのかな」
大野「まさかおいらより早いとはね」
二宮「みんな、俺ってそんなにいつも遅い?」
櫻井「遅すぎて日が暮れる←」
相葉「なんかあったのー?」
二宮「え?」
松本「にのがこんなに早いなんて、生きてるうちにあるかないかじゃん」
二宮「さらっとひどいこと言うなし」
大野「なにがあったの?」
二宮「なにもないから」
相葉「うそぉぉー!絶対なんかあった!」
二宮「相葉さんには関係ないでしょ」
相葉「あるから!ずっと一緒にいるでしょ!だから分かるの!」
二宮「ほんとにないから!笑」
櫻井「彼女できたとか?」
二宮「え"…」
相葉「ほら!絶対そうだ!」
松本「まさかにのに彼女がいるとはねー」
大野「いいなぁー、おいらも恋したい」
二宮「だから、まだ付き合ってはないから!」
櫻井「"まだ、つきあってはいない"だと??」
相葉「ということは??」
大野「まさかの??」
松本「好きなんだ」
二宮「…別にいいだろ」
相葉「ふぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
二宮「相葉さんうっさい」
櫻井「でもさ、あのことがあってからさ、にのがまた人を好きになるとは思わなかった。」
相葉「そうだよね」
二宮「俺だってもう2度と人を好きにならないって決めてたのに」
松本「のに?」
二宮「あぁぁもういいでしょ!」
相葉「頑張れよ!」
二宮「え?」
相葉「頑張って、にののものにするの!」
櫻井「そうだね」
二宮「いや、でも正直怖い」
松本「まぁあんなことがあったらな」
櫻井「恋することはいいことだけど、気をつけるんだよ?」
二宮「わかってる。」
二宮「でも、あの子はほんとに性格が良くていい子だから」
大野「にのがそんなこと言うの珍しいね」
櫻井「にのが言うってことはほんとにいい子なんだろうね、その子。」
二宮「おう」
相葉「俺らは応援してるからね!」
二宮「ありがとう」
みんないいやつだな…
あ、“あのこと”は、また今度のお話。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!