第26話

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2021/03/09 07:06



彼はそっとそこにあった鉛筆を持つ











でも、その手は震えていた






































私はその姿を見ていられず、まるで平気そうにベッドに腰掛け外を見る







でも分かってた





自分ももう涙が溢れてきそうなことに









































































" 僕、あと3ヶ月しか生きられないんだ "




































やっぱりそうじゃん






なんでそう言ってくれずに姿なんて消したの…?






心配したんだよ、、??



















そんな用意していた言葉は必要ないみたいだった







彼は私の想像を越えて弱っていた






































u.


私は言葉を失った





そして、いつもだったら平気な沈黙も嫌になった




































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