第27話

395
2021/03/09 07:21




彼は続けて書いた















もう紙は涙でぐちゃぐちゃなのに彼は書き続けた












































" それでもあなたのことを好きでいてもいいですか? "






































それを見た私はもう涙を止めることはできなかった






















u.
良いに決まってるじゃん…






私は彼が耳が聞こえないことなんて忘れて本音をぶちまけた













u.
どうして急にいなくなるの?
u.
どれだけ寂しかったか分かる?
u.
そしたら、何、余命宣告された?
u.
やめてよ、そんな冗談



.

















u.
…嘘、、つかないでよ……







もう私は涙でぼろぼろだった



























彼は"ごめんなさい"と謝るばかりだった




それでも、私は止まらず、ついには彼はうずくまってしまった























耳が聞こえないのをいいことに強い口調でものを言ったことを後悔した




















プリ小説オーディオドラマ