どうして思いつかなかったのだろう。
あの証拠をけしてしまえば全てが終わる。
俺が消せばいい
坂本さんがシャワー間。坂本さんのバックをあさった。
やっぱりその写真はポケットにしまわれていた。
その写真はいつ見ても辛いものだった。
形が分からなくなるぐらい、もう、見えなくなるぐらいこなごなにちぎった。
俺は何をしてるのだろうと我に返る。
こんな事してもテオくんが別れてくれる訳ではない。
俺なんかこんな俺なんか好きになってくれるはずがない。
やっぱりそうだよな…。
なんて馬鹿な事したんだろう
坂本さんは俺に何かを飲ませた。
やばい、眠くなってきた…
じんたんはすっかり寝てしまっていた
俺はベッドの上で縛られていた。
状況が飲み込めなかった。
これから俺は何をされるの
そういって坂本さんは俺の穴にバイブを突っ込んだ。
痛さもあったけどそれとは別の何かが襲ってくる。
怖い、痛い、辛い、痛い。
その途端俺の中に入ってる物が激しく揺れた
次は俺の尿道に細い棒を入れ、根元をリボンで縛った。
そう言い放ち坂本さんはホテルからでていった
その声も届かず、
俺は何時間もその状態が続いた。
早く帰ってこい。そう願いながら、この状態を耐えるしか方法がなかった。
俺はもう、気絶寸前だった。
---✄------キリトリセン------✄---
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。