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第2話

本当の名前
54
2019/02/21 14:14
  ~次の日~
「おはよ~香」
「おはよう・・・美咲」
「?どうしたの?元気ないよ?」
「!そっそんなことないよ!」
「ホントに?ならいいんだけど」

びっくりした・・・美咲に隠し事はあんまできないかな それにしても昨日の耕治くんの言ったこと

                         「君は伝説の三銃士の一人だよ・・・そして僕もね」
あの後急いで図書館行って調べたら凄いことがいっぱい書いてあった 本は読んどくべきだなぁ
「香ちゃんおはよう」
「・・・!?なっなんだ・・・耕治くんか」
「他に誰だと思ったんだい?」
「頭のてっぺんハゲてる先生」
「・・・その人・・・校長先生じゃなくて?」
「あっ! そうかも」
「・・・」
「えへへ」

私は授業中にノートに昨日調べたことをまとめた(本当はダメだけどね)
・伝説の三銃士はそれぞれ 水 炎 雷 が使えた
・伝説の三銃士の名前は 水 マリン
            炎 フレイム
            雷 サンダー
                  という名前だった
・今まで生まれ変わりの三人が出会ったことはない
・今日の給食なんだろう・・・

              って あぁもう私って集中力無さすぎ!!もう授業終わりじゃん・・・続きは家でやろ
「香ちゃん放課後って暇かな?三銃士として話したい事があるんだけど・・・」
「うん!もちろん私も聞きたいことが」
「そこ!授業中です!静かに!!」
                [[はいすみません・・・]]

・・・先生を嫌いになった瞬間だった









  ~放課後~

「香ちゃん伝説の三銃士についてどのくらい知ってる?」
「昨日図書館行って調べたんだ!えっとね・・・このノートにまとめたんだ」
・伝説の三銃士はそれぞれ 水 炎 雷 が使えた
・伝説の三銃士の名前は 水 マリン
            炎 フレイム
            雷 サンダー
                  という名前だった
・今まで生まれ変わりの三人が出会ったことはない
・今日の給食なんだろう・・・

「ふふ 今日の給食はうどんだったね」
「あっ そっそれはカンケーないの!!」

   変なとこばっか見るんだから耕治くんは!

「香ちゃんは自分の能力ってわかる?」
「?能力?能力ってなに?」
「能力っていうのはね 水炎雷 のことだよ」
「耕治くんは何の能力なの?」
「僕?僕は雷だよだから僕の本当の名前は サンダー ってことになる」

   私ってどんな能力なんだろう ちょっと気なるかも!

「耕治くん 耕治くんは見ただけで仲間か分かるんでしょう それって能力もわかったりする?」
「いいや それは分からない」
「なーんだ 分かんないのか」
「でも」
「でも?」

「いやなんでもないや たぶん香ちゃんは 水 だと思うよ」






                           私の本当の名前それは  マリン


































                     その時私は知らなかったこの名前が地獄への道となることを  

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