第5話

もう1つの恋のお話 その1
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2018/06/02 10:45
皆さんこんにちは、こんばんわ!井上碧斗です!『恋は突然に』を読んでいただきありがとうございます!えーっとここではもう1つの恋のお話を紹介したいと思います!
ぜひこっちのお話も楽しんで読んでもらえればなと思います!では、スタート!
〜あの日まではただの先輩だった〜
『1年生の皆さんは、部活動見学に行ってください。』
俺は中学でバスケ部だったこともあり、足取りは体育館へ動いた。その時、『ねー、ぶりっ子ってホントやだよねー。男に媚びうってさ、最悪だわーww』2年の先輩が悪口を言っていた。言われている本人の目の前で、彼女は、泣きそうな顔で下をむいていた。俺は、つい
井上碧斗
あの、そういうのやめた方がいいっすよ?人、下に見て何が楽しいんすか?
彼女たちは、何も言わずにどこかへ行った。
佐野愛莉
あの、ありがとう...。
井上碧斗
いえ、言われて嫌じゃないんすか?なんではっきり言わないんですか?
佐野愛莉
私、なんか特定の人には嫌われるんだよねー、もう慣れっこだよー( ˊᵕˋ ;)
井上碧斗
そっすか、今のせいでまたなんか言われたらすいません。その時は、また来ますから。って俺おせっかいっすね...。
佐野愛莉
そんな、大丈夫だよー!あと、おせっかい何じゃなくて優しいだけだよ!ありがとう!またね!
それから何日かして彼女は、毎朝俺を見つけると手を振ってくれる。いつの間にか日課になっていた。
そんなある日、彼女が告られている所を見てしまった。

『あの、愛莉さんのことが好きです!俺と付き合ってください!』
佐野愛莉
ごめんなさい。誰とも付き合う気はないので…
俺は、苦しくてでも、ほっとして、何が何だか分からなかった。今まで告白されることはあっても、告白したことなんてもしくは恋もしたことがないかもしれない、

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