道枝「 … 流星くん、ごめんなさい 」
道枝「 ちょっと、体調悪いんで今日帰ります。」
大西「 え、ちょ、みっちー ! ? 」
長尾「 なぁ、あなたちゃん、」
長尾「 ご飯の事やねんけどさ、」
長尾「 良かったら、俺の家で食べへん ?」
あなた『 へっ、』
長尾「 ああっ、全然嫌やったらええねんけど、 」
あなた『 いやいや、そんな 』
あなた『 けど、迷惑じゃ、』
長尾「 ううん、大丈夫」
長尾「 俺の親は、夜遅くまで帰ってこうへんから。」
あなた『 そうなんですね、』
あなた『 長尾先輩さえ良ければ、!』
長尾「 ほんま、! ? 」
長尾「 ありがとう、あなたちゃん。」
あなた『 こちらこそです。』
長尾「 じゃあ、そろそろ行こっか。 」
あなた『 ですね、』
あなた『 長尾先輩は、誰か家に呼んだことあるんですか ? 』
長尾「 うーん、恭平とみっちーくらいかなぁ、」
あなた『 へー、そうなんですね、! 』
長尾「 だから、このメンバーの中に次からあなたちゃんが入るわ、笑 」
あなた『 なんか、嬉しいです、笑 』
そんな会話をしながら、長尾先輩の家へ。
すごく緊張する。
というか、男の人の部屋ってなんか新鮮で、ドキドキして。
長尾「 適当に座ってて!」
あなた『 ありがとうございます、』
長尾「 前から思ってたんやけど、」
長尾「 あなたちゃんってめっちゃ礼儀いいよな。」
長尾「 俺の前ではそんなに気使わんでええから。」
あなた『 ありがとうございます、笑 』
長尾先輩は優しい
すごくいい先輩だ。
それに比べて、義理の兄は、
学校の時とは、全然違うからなぁ、
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。