第8話

❤︎
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2018/08/10 19:27
優太 『 え ? 』
優太先輩はスプーンにアイスを取り口を開けたまま

声のした方を向いた

私も同時に声のした方を向いた
? 『 優太だあ ! 久しぶりじゃん !! 』
優太 『 え 、優里亜 .. 』
先輩に優里亜と呼ばれたその女の子は

名門女子高の制服を身に纏い

息を呑むようなストレートヘアーを靡かせ

こちらを見ていた
優里亜 『 わあ 、ほんとに久々だなあ 、 』
優太 『 そうだな 』
優里亜 『 元気してた ?? 』
優太 『 ああ 、うん 、一応 』
優里亜 『 まだ 、バスケ部なの ? 』
優太 『 ああ 、まあ 』
なんだか元気がない先輩を見て少し心配していると

優里亜さんという女の子がこちらを見た
優里亜 『 あ 、ごめん 、デート中 !? 』
あなた 『 え 、いや 、そんなことは .. 』
優太 『 部活の後輩 』
優里亜 『 ああ 、なんだあ 、そうなのか 』
男 『 優里亜 〜〜 』
女 『 優里亜 〜 早く ! 』
優里亜 『 あ 、もう行くね ! ばいばい ! 』
嵐のように過ぎ去って行く優里亜さんを

優太先輩はずっと見ていた
あなた 『 先輩 .. ? 』
優太 『 ん 、あ 、ごめんごめん ! 』
あなた 『 さっきの人 、知り合いですか ? 』
優太 『 ん 〜〜 、なんだろうなあ 、幼馴染って感じかな 笑 』
あなた 『 そうなんですか 、、 』
優太 『 ごめんな 、なんか ! 食べよ食べよ ! 』
私と先輩はその後は何事もなく

二人で仲良くアイスをシェアしながら

食べ 、喋っていた
優太 『 今日はありがとうな 〜 』
帰り道優太先輩は言う
優太 『 待ってたりしてさ 、申し訳ないわ 笑 』
あなた 『 嬉しかったですよ ! ありがとうございます 、先輩 、また連れてってください ! 』
優太 『 ふふ 、おう !! 』
そう言って優太先輩は私を家まで見送って

ばいばいをいって帰っていった
優里亜さん 、、、なんかモヤモヤするなあ 、、

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