体育館誰もいなかったら掃除して帰ろう
くらいの気持ちで体育館に近づいたその時
中からボールをつく音が聞こえた
ドアを開け中に入るとそこには
優太 『 くっそ .. 』
一生懸命シュート練をしている
優太先輩がいた
バスケ部キャプテン 、私の憧れで大好きな先輩
あなた 『 先輩 ? 』
優太 『 ん 、あ 、あなた .. かっこ悪いとこ見られちゃったなあ 〜 笑 』
真剣な表情をしていたのに急におちゃらけて
シュートが入らなかったことを恥ずかしがるような
素振りを見せた
あなた 『 先輩は十分かっこいいですよ 』
優太 『 へへっ 、照れるじゃん 笑 』
あなた 『 先輩 、最近調子悪い 、ですよね 』
優太 『 ん 〜 、、まあ 、大丈夫大丈夫 ! 』
明らかに無理して笑っているのがバレバレだった
最近の先輩は 、ゲームにメリハリがなくて
スランプというやつなのかなって
思っていた
あなた 『 今日の放課後のやつ 、なしにしますか ? 』
優太 『 え 、いやいや 、なわけ ! 俺楽しみにしてたんだから 、行こうよ 、ね ? 』
あなた 『 ふふ 、はい 、わかりました 』
先輩のこういうところ 、大好き
楽しみにしてたとか 、サラッと言えちゃう
人に感謝とかすぐ伝えれて 、、
かっこいいなあって思う
優太 『 そういえばあなたは何しに来たの ? 』
あなた 『 あ 、いや 、バスケ部一年昼練だったから片付けちゃんと出来てるかなって思って 、見に来ただけです 』
優太 『 あなたももう先輩なのか 〜 、先輩らしいこと出来てんじゃん ! 一年の時はさあ 、あんなにたどたどしくてさ 、ほら 、あの時の .. 』
あなた 『 ちょ 、いいですって ! やめてください 笑 』
優太 『 俺いなくなっても頑張れよ ? 』
先輩はぽんと私の頭に手を置き顔を覗き込むように
目線を私に合わせてそう言った
あなた ( そっか 、、先輩いなくなるんだ )
なんて返せばいいか分からず下を向いた
先輩は無言で私の頭を撫でた
優太 『 よっし 、俺も片付け手伝う !! 』
離れてすぐ明るい先輩に戻って
こっちに笑顔をみせた
あなた 『 .. はい ! ありがとうございます 〜 笑 』
私も必死に明るく振舞った
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皆さんはじめまして !!
おすずです 〜 🙈💗
小説楽しんでいただけますか ??
まだ私としては最後誰と結ばれるか
決めていないので 、自分の好きな人
コメントでばんばん言ってください ! 👍🏻👍🏻
人気な人と結ばせようかなって
思ってます 〜 笑
新作ランキング載ったみたいで ..
嬉しい限りです 、もっと上位目指します 🤘🏻✨
これからもよろしくお願いします 〜 🙌🏻💓
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!