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第1話

''普通''の転校生〜Prologue〜
905
2021/08/18 05:47
担任の先生
全員席につけ!
先生の声でクラスメイトがそれぞれの席に着く
一人の少女が先生の合図で教室に入ってきた
あなた

今日から、この学校で過ごすこととなりました、無涙善 あなたです。宜しくお願いします。

白銀のロングヘアーで、目は少しおっとりしていて、スタイルは抜群だった
綺麗とか可愛いとかタイプとか周りから聞こえてきて、少しざわつく
担任の先生
じゃあ、席は緑谷の隣な
先生の口から僕の名前が出てきた
手挙げた方が隣の席わかるかな?
緑谷 出久
ぼ、僕が緑谷だよ!
僕は手を挙げた
無涙善さんはこちらへ向かってくる
あなた

教えてくれてありがとう、緑谷くん(*´꒳`*)

緑谷 出久
いいえ、ど、どういたしまして…
やばい!転校生の女子と喋っちゃった…!
気づけば一限目も二限目も終わり、休み時間になった
無涙善さんの机の周りにはクラスメイトでいっぱいだ
モブ
ねぇ、ねぇ、無涙善さん!無涙善さんの事名前で呼んで良い?
あなた

うん、いいよ!嬉しい!

モブ
やったぁ!宜しくね、あなたちゃん!
モブ
私も名前で呼びたい!
モブ
俺も!
モブ
僕も!
緑谷 出久
(無涙善さん…すっかり人気者だな…)
でもその様子を離れたところで良く思わない目で見ている''彼''がいる
爆豪 勝己
おい!てめぇ!
緑谷 出久
かっちゃん…
かっちゃんは無涙善さんの方を睨んで言った
爆豪 勝己
転校生だからってチヤホヤされて、調子に乗ってんじゃねーぞ!!
かっちゃんはこちらへ来て、無涙善さんの胸ぐらを掴んでいった
緑谷 出久
ちょ、かっちゃん!!
爆豪 勝己
うるせぇ!!デク!!
爆豪 勝己
それに、聞いてんのか!お前!!
あなた

…聞いてるよ、調子になんか乗ってない。

爆豪 勝己
うるせえ!お前に拒否権なんてねぇーんだよ!俺が一番だからな!
かっちゃんは無涙善さんに殴りかかろうとした
でも、無涙善さんはかっちゃんの腕を掴み、背負い投げをした
無涙善さんはかっちゃんの上に乗り、押さえつけた
あなた

調子に乗ってるのはそっちじゃない?拒否権とか以前に、貴方に決定権なんてないの

緑谷 出久
す、凄い…
僕もクラスメイトも皆んな驚いていた
モブ
す、凄いな!あなたちゃん!爆豪抑えつえちゃうなんて!
わぁぁぁ!と周りから歓声が上がる
爆豪 勝己
おい!クソアマ!うえにのっかんな!動けねぇだろ!!
あなた

暴れなければ離してあげるよ、爆豪くん♪

かっちゃんはしばらくしたら、無涙善さんに解放されたけど、ずっと無涙善さんの事睨んでたなぁ…







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