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第1話

日常(?)
1,728
2022/12/10 02:58
「ディーノ、そんなに働きないならミリムのところじゃなくて白氷宮にこねぇか?
そして俺と結魂しn」
「するわけないだろ!
大体、俺はヴェルダナーヴァ様にミリムになんかあったら守れって言われてること知ってるだろ!!!?」
「そうなのだ!
たとえギィでもディーノは渡さんのだ!!
それにディーノと結魂するのは私なのだ(ドア顔)」
「ミリム...
って、結魂はしないって何回も言ってるよな????
フレイにお菓子隠してること言うぞ!」
「そ、それはずるいのだ!!!
漫画にあった吊り橋効果とやらのことが起きると思ったのに...」
そう言って桜色の髪を揺らしながら口を膨らませる
「ハハ、ざまぁねぇな!」
「ふん、ギィも断られているからおあいこ
いや、ディーノは私の部下だから私の方が有利なのだ!」
「いや、上司の娘なんて恋愛対象には入ってないと思うぜ?」
鮮血よりも赤い髪を持った悪魔と桜色の髪と空のような色の目、ヴェルダナーヴァ様が愛した人ととても似ている少女、この2人の口論が俺を挟んで行われる
嗚呼、なんでこいつらもあの呪い祝福の影響受けるんだよ...
どんな洗脳や支配も抵抗レジストできる奴らだぞ?
どうなってんだよこれは...
と、諦めにも近い感情を持つ
俺が「働きたくねぇ」と言っただけでこれだぞ?
こんな奴のこと愛する世界なんて、世も末だな
なんて思いながらケーキを食う
魔王の宴ワルプルギスの頻度が1ヶ月に一度になったことにより、この2人の口論も1ヶ月に一度になったが、これにも慣れた
他の魔王もこの2人に呆れているのかこちらをじっと見つめている
こんなのが同じ魔王とか信じたくねぇ...とか考えたんだろ、きっと
「もうディーノのことで喧嘩をするのはやめるのじゃ2人とも」
青と赤のオッドアイで白髪の吸血鬼、ルミナスが言った
やっと理解者が...
「ディーノと結魂するのは妾じゃ、異論は認めん」
あ、そうだったこいつも呪い祝福の影響受けてたわ、
「な、!?」
金髪の小さい妖精のラミリスがルミナスの言葉に反応した
呪い祝福の影響を受けていない数少ない存在で、呪い祝福の影響を受けてる奴らの口論をラミリスが大体止めてくれる
が、流石に3人は無理か...?と、他人事のように思う
あわあわするラミリスに、またか、と呆れる2人の魔王
片方は、巨大が特徴的なダグリュールと、
透き通った銀髪に全てを見透かしたような目を持った最強スライムのリムルであった
2人も呪い祝福の影響を受けてないのだが、ラミリスと違って口論を止めたりはせず、干渉をしない
3人の口論、それを止めようとするラミリス、混沌カオスである
世界は残酷で、どんなに願ってもここから抜け出す、いや呪い祝福をなくすような能力スキルを会得させようとはしてくれない
嗚呼いつ逃げ出そう...
誰が最善かを考えるが、いいものは思いつかなかった

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