大吾『…俺のおんn…』
あなた『あー!友達!』
芽衣『そ、そうなんですか』
浅田芽衣は納得すると席に座った。
危なかった。
西畑大吾を睨み、私は席に座る。
大吾『…つまんな』
芽衣『…メール交換できますか…?』
大吾『俺?ああ、ええよ』
浅田芽衣は西畑大吾に近づいてそう呟いた。
丸聞こえだけどね。
芽衣『ありがとうございます』
大吾『全然、今度飲みに行かん?2人で』
芽衣『…ふ、2人で?』
大吾『あかん?』
芽衣『…行きましょ/////』
やっぱり流石だと思う。
あっという間に虜じゃん。
社員『…あの』
あなた『はい』
社員『良かったら…僕らも…』
大吾『なぁ、何してんの?』
社員『な、なんでもありません』
社員が私に話しかけてきたかと思えば
西畑大吾は鋭い目で社員を見た。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!