第139話

プロヒーローと恋話…?!
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2021/08/28 11:24
あなた 「つ、疲れた……。」



私は事務所内にある休憩室のソファに勢い良く座る。




今日で、職場体験3日目。



1日目と同様、パトロール終了後個性の特訓をして
体力作りをして…の繰り返し。



初日よりかはだいぶ筋トレも疲れなくなったから、体力はついてきているはず。


個性もどんどん水圧、飛距離を伸ばせている。





この調子で頑張らないと。











私はポケットの中から携帯を出す。






あなた 「そういえばかっちゃんに全然連絡してなかったな…。」




職場体験当日の朝、たまたま共同ルームで会って
かっちゃんが『何かあったら連絡しろ』って言って
くれたきり話してない。




まあ、特に何も起きてないから連絡しなくても
良いんだけど……。







私も一応女子高生、思春期真っ只中なのよね!?





好きな人と連絡とりたいなって思うの当たり前
だよね!?(心の叫び)









でも………………………………。











私は、かっちゃんの連絡先画面を開いて天を仰ぐ。





あなた 「そんな勇気無いんだよねぇ…。




バックドラフト 「なになに?彼氏さんに電話するか
迷ってる??」


あなた 「そうなんですよね……って!バックドラフト!?お、お疲れ様です!!」



いつの間にか、背後にバックドラフトがいて私の携帯画面を見ていた。



バックドラフト 「お疲れ様!あなたちゃんも女子高生だね~。」




そんな事を言いながら、バックドラフトは私の隣に座る。





バックドラフト 「あなたちゃんの彼氏って、体育祭1位だった子だよね?確か、爆豪くん!」


バックドラフトは活動が終わると、私の事をあなたちゃんと呼んで下さるようになった。


とてもバックドラフトに近づいた気がしてそれだけでも嬉しくなっている自分がいる。




あなた 「はい、そうです!!かっちゃん人気すぎて私、不釣り合いな気がするんですけどね…。」


バックドラフト 「そんな事ない!爆豪くんも
君の事が好きだったから、あの借り物競走であなたちゃんを呼んだ。不釣り合いとか関係ないよ!」




……このイケメン発言………ナンデスカ。



あなた 「あ、ありがとうございます…。」


バックドラフト 「で!あなたちゃんは彼のどんな所が好きなの?」


あなた 「…えっ!?!?」



バックドラフトはニヤニヤしながら、私を見ている。



まさか、プロヒーローと恋話をする時が来るとは。



恥ずかしいけど………。




あなた 「えっと…口は凄い悪いけど周りの事見てて相手の事もしっかり考えてくれてるところ、私のこともちゃんと見てくれているところに、完璧マンなところも…!」

あなた

料理も出来るし頭も良いし顔もカッコイイし、プライド高過ぎる所もあるけどそれはそれで目標を高く掲げてて良い事だし、常に一番であろうとする姿は私からしたら凄い事で尊敬してる…。それにそれに!いつもは眉間に皺寄せてばっかりだけどふと笑ったらもうそれは本当にかっこよくt


バックドラフト 「…ちゃん!あなたちゃん!」


バックドラフトに名前を呼ばれ我にかえる。




あなた 「す、すみません…!話したら止まらなくなっちゃっt…」






バックドラフトが私の携帯を指差している。




画面を見ると、




上鳴 「おいおいバクゴー!顔真っ赤だぞ~?


芦戸 「あなたちゃんやっほー!!全部聴こえてたよ~!!



なぜか通話が始まっており、携帯からは上鳴くんや
三奈ちゃんの声が聴こえた。












あなた 「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!!!!」





事務所内に私の叫び声が響き渡った。






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作者
作者
こんばんは!作者です🌷🐱
今回は近々出す予定の新作のお話を!!

皆様、『World Heroes' Mission』
観に行きましたか!?
本当に本当に神作なので!!!
このような状況ではありますが、是非
観に行ってください🙏

新作はその映画の中に出てくるキャラ
ロディ・ソウルを登場させます👏❤️‍🔥

見事にロディに惚れてしまった
作者なのです😂
作者
作者
サブ垢の方にて上げさせて頂きます!
長編ストーリーではなく出来るだけ短く
頑張って20話ぐらいに纏めまとます🔥

自己満作品となっていますが、
見て下さるという方はぜひぜひ!!!
上げるなら一気に上げようかなと
考えています💭

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