第48話

怖いよ…
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2019/07/21 08:58
あなた 「ンッ…………………。」

私が目を覚ますと、自分の部屋にいた。

きっとかっちゃんが寝かせてくれたんだろう。
ほんと迷惑ばっかかけてるな………………。


でも…………………意識が途切れる前に考えた人って……………………………………………



















……………………かっちゃんだったよね……?







自分でも信じられないけど……


確かにあの時、真っ先に思いついた人はかっちゃんだった。


そんなにかっちゃんの事信頼してるって事なのかな……………?
いつも助けてもらってたし。




私はそのまま納得し、また眠りについた。













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麗日 「 あなたちゃん………………?」

切島 「あなた!!一旦落ち着け!!!」

緑谷 「あなたちゃ………ん…!」



爆豪 「………………あなた……」


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私は勢いよく起き上がった。

少ししてから頬に水が垂れてくる。


あれ………………私……………………………………


泣いてるの??




私の見た夢……………………



私の個性が暴走して皆にまで当たっていた…

みんな……血まみれだった………………。

私のせいで………………………。















コンコン

私は気が付いたらかっちゃんの部屋の前にいた。



爆豪 「あなた………って、どうした?!」



私はかっちゃんの顔を見た瞬間、安心したのか涙が溢れ出てしまった。



爆豪 「……………………中、入れ。」


かっちゃんは私の手を掴んで部屋に入れた。








私は、ベッドにもたれて床に座る。
かっちゃんも私の隣に座った。



爆豪 「………………何があった。」


私は今日あった事を全て話した。

さっき見た夢の事も……………………………。



爆豪 「…………………………………。」


涙が次々と出てくる。止まらない。
かっちゃんが、背中をさすってくれてる。




あなた 「………かっ………ちゃ…ん……。」


私の体は震えていた。
いくら落ち着かせようとしても全然落ち着かない。


あなた 「怖いよ…………………………。」







爆豪 「………!!あなた…………。」

そう呟くと、かっちゃんは私を引き寄せた。


あなた 「……………………!!!」





私は驚いて目を瞠るみは

今、私はかっちゃんの胸の中にいる。

そのまま、かっちゃんは私の手を握る。



爆豪 「大丈夫だ。俺が止める。お前はお前らしくいろ。いつもどおりで良いから。」



あなた 「………ありがと…………………。」



かっちゃんは私が落ち着くまでずっと側にいてくれました。













あなた 「かっちゃん……ありがと。だいぶ落ち着いた。」

爆豪 「ん。」


あなた 「で、、かっちゃんがよかったらなんだけど……………………今日泊まらせてくれない…? まだ怖くて…。」





かっちゃんは、目を見開いてたがすぐ あぁ。と答えてくれた。














その後、私は自分の部屋に寝巻きを取りに行って、かっちゃんの隣で眠りについた。

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