あなた 「到着…!ここが‥‥雄英高校か‥‥!広すぎる‥!」
世界総人口の約8割が何らかの特異能力「個性」を持つ世情にあって、個性の悪用による反社会活動に身を投じる犯罪者勢力『ヴィラン』への対抗勢力『プロヒーロー』の養成学科を有する場所。
テレビで何回も見ていたけど、それを目の前にしたら凄すぎて声も出ない。
オールマイト 「島崎少女!待っていたぞ!」
校門の前には、オールマイトが待ってくれていた。
あなた 「オールマイト!ありがとうございます!」
オールマイト 「では、説明していこう!ここが‥‥‥‥‥‥」
校舎の中や、時間が無いから行けなかったけど、バス移動の訓練施設の説明など雄英高校の事を沢山して下さった。
そして、
オールマイト 「ここが島崎少女の寮だ!寮はクラスごとに建物が別れている。」
学生寮 " ハイツアライアンス "
雄英高校の敷地内、校舎から徒歩五分の場所にある寮だ。
あなた 「すごい‥‥あ、そういえば私のクラスって‥‥」
オールマイト 「言うのを忘れていたな。
島崎少女のクラスは、1-A だ。」
1年A組………………。
私の新しいクラス。
あなた 「1-A‥‥楽しみ!!」
私は期待に胸を膨らませた。
オールマイト 「ここが、1-Aの寮だ。島崎少女は、4階だ。他のメンバーの場所は、またクラスメイトに教えてもらってくれ!」
あなた 「はい!荷物を自分の部屋に置いてきても良いですか?」
オールマイト 「もちろんだ。」
あなた 「ありがとうございます!」
オールマイトを待たせる訳にはいかない……。
早く準備をしよう……!
私は急いで寮に向かう。
オールマイト 「あ!島崎少女!!!」
入ろうとした所でまた止められる。
今日、何回目……!??!
急ブレーキをかける。
オールマイト 「この後、1-Aで島崎少女を紹介する時間が設けられているから早めにな!」
あなた 「え!そんな時間が!?はい、分かりました。」
何その時間!?
自己紹介……!?大の苦手なのに……。
あなた 「島崎‥‥島崎‥‥あった!」
ここが私の部屋…………。
思ったより広い‥‥すごいな‥‥!
流石、雄英高校と思い知らされる。
荷物を置いてって、急いで行かなきゃ!
荷物を置き、私は走ってオールマイトの元に戻った。
あなた 「置いてきました……!」
オールマイト 「では、教室に行くぞ!!」
私達は、寮を出て高校に向かった。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。