第73話

番外編【ハロウィン】
8,259
2019/11/01 12:23
今日は、ハロウィン!!






私達は、学校が終わって猛ダッシュ。

みんな、仮装する気満々なんだよね笑笑



麗日 「じゃあ、着替え終わったら下集合ね!」

あなた 「わかった!!」

芦戸 「皆の仮装楽しみだなぁ!!」

葉隠 「あとでね ────!!」




仮装とか久しぶりだな…………

ちっちゃい時におばあちゃんにかぼちゃの服無理矢理着せられたんだよね……笑

だけどそれが結構人気になって色んな人にお菓子もらったような………………





私の今年の仮装はと言うと…………………







赤ずきん!!


なんですよ…………………





前に皆で仮装用の服を買いに行ったときに可愛いなって思って買ったもの。






かっちゃん、何て言ってくれるかな?







…………………なんて?!何考えてんの?!



そう言えば、男子達は仮装するのかな?

自分達のことに必死で全然知らなかった。






そんな事を考えながら着替えが終わり、私は皆が待ってる下に向かった。

(服の感じはご想像にお任せします!!)






あなた 「皆、お待たせ!」

麗日 「お!来た来た!!」

葉隠 「わぁ!あなたちゃん赤ずきんだぁぁぁ!可愛い!」

あなた 「ありがとう!!皆も可愛すぎる!」



私が下に行くと、皆がもう待っていた。



お茶子ちゃんは魔女、三奈ちゃんはネコ、透ちゃんは………メガネかけてる女の子?笑
響香ちゃんは警察、梅雨ちゃんは小悪魔、ヤオモモはメイド服って感じ。


みんな、可愛すぎる……
耳郎 「結構、はずいんやけど……」

芦戸 「とか言ってめっちゃ張り切ってるじゃん!!」

耳郎 「張り切ってはないから!!」



皆でお菓子交換してシャッター押しまくったりで楽しい時間を過ごした。





麗日「楽しかったぁぁぁ!!」

あなた 「そろそろ帰ろっかな………」

芦戸 「あ、ちょっと待って!!もう少し皆で喋っとこー!!」


私が部屋に戻ろうとしたら、三奈ちゃんが止めてくる。




八百万 「そうですね。まだ喋っておきましょう。」

ヤオモモまで言ってくる。

あなた 「??え、どうして…………」



切島 「わりぃ!!女子!遅れた!!」

芦戸 「もう!遅い男子共!!!」


声のした方を見ると、男子たちも仮装をして階段から降りてきていた。


上鳴 「いやいや、爆豪がなかなか着ようとしなかったんだよ!!………………って、あなたちゃん、爆豪と何か仮装の相談でもした?」


上鳴くんが、私をみてなんか驚いてる。

ん?どうゆうこと?


あなた 「う、ううん……?何もしてないけど。」

上鳴 「え?!まじ?!心通じ合ってんのかよ!!」

あなた 「???」


もうわけがわかんなくなってきたんですけど…


麗日 「ちょっと、上鳴くん!あなたちゃん困ってるから!!」

上鳴 「あ、わりぃ、」

芦戸 「上鳴は、耳郎ちゃんを見てればいいの!!」

耳郎 「ちょっと、、何言ってんの!」



上鳴 「耳郎の事は一番最初に見てっから!お前…………可愛すぎるっつーの。」

耳郎 「ちょ、上鳴…………」




またまた三奈ちゃんが声に出てないけど叫んでる。

麗日 「うちらはお邪魔やね!向こう行っとこ!」

あなた 「そ、そうだね……!」


私とお茶子ちゃんは、あの二人の時間を壊さないように少し離れた。



緑谷 「う、麗日さん!」

麗日 「デクくん?!!」


あ、これは…………………



緑谷 「麗日さん、魔女か……可愛いね!」

麗日 「あ、ありがとう…!!デクくん、お化け!可愛い!」

緑谷 「か、可愛い?!やっぱりこれ可愛いのか………」

麗日 「あ、ごめん!!か、カッコイイよ?」

緑谷 「え?!か、かっ、かっこいい?!」


デクくん、照れてるな、これ。

はぁ、また私は邪魔者かぁ………。



私は二人にバレないようにささっと離れた。






あなた 「ふぅ……………」




外の風はほんとに気持ちいい。

遠くからは賑やかな声が聞こえている。



爆豪「おい、あなた。」


後ろから声が聞こえた。

私の大好きな人の声。



あなた 「かっちゃ、、」


私はかっちゃんを見てびっくりした。

あぁ、上鳴くんが言ってたのはこの事か。


かっちゃんが着てた服は














狼だった。




私は赤ずきん。




完璧に童話の中にいるふたり。







お互い、仮装を見て驚く。





爆豪 「お前、、、赤ずきんか。」

あなた 「かっちゃんは、狼………私、襲われちゃうじゃん笑笑」


爆豪 「そんなに襲われたいんか?お前、」

あなた 「なっ、、?!そんなんじゃないし!」


爆豪 「あとでするから我慢しろ。」

あなた 「だから、そんなんじゃないって!!」


かっちゃん、普通でもかっこいいのに、もっとかっこよくなってるからもうやばすぎる。



あなた 「あ、とりあえずトリックオアトリート!お菓子くれなきゃ悪戯しちゃうよ?」

爆豪 「は、お菓子?そんなのねぇわ。」

あなた 「はい……イウトオモッテマシタ。」

爆豪 「はっ、なんだよそれ。」

あなた 「…………………欲しかったなぁ?」



とか言って、私は上目遣いでかっちゃんを見る。






爆豪 「~~~~~っ、それは反則。わあーったよ、あげるから、」

あなた 「ほんと?!やっt~?!」


私が状況を掴んだ時にはグッ、と腰を引き寄せられて唇を塞がれていた。


あなた 「んっ、、かっちゃ、、」



爆豪 「ハァ、可愛すぎだろくそが。」



唇を離すとすぐにまたぎゅって抱きしめてくる。





あなた 「狼さん、、今日あなたの部屋泊まっても良いですか…?」

私は聞こえるか聞こえないか分からないぐらいの小さい声で呟いた。


爆豪 「お前ほんとに襲われたいんかよ。どーぞ、赤ずきんヤロー。」

あなた 「…そんなんじゃないけど。」







爆豪 (まじでこいつ自分がどんな事してるか分かってねぇな………)










その後私は、狼さんの部屋に行って一晩を過ごしたのであった。











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作者
作者
はい!またまた作者の登場です✨

滑り込みのハロウィン編!!滑り込み失敗ですけどね笑

昨日の夜にハロウィンなのに暇だなぁって思って何しよって考えた結果「あ、小説書こ」ってなりました笑笑

私もハロウィンパーティーしたかったなぁ🎃
お菓子交換もしなかったのです笑笑

遅いけど、HappyHalloween!!


これからもよろしくお願いします✨

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