爆豪side
AM 10:00
麗日 「おはよ〜!皆いる?」
上鳴 「男子は行く人全員揃ってるぜ!」
今日はあなたの弟の服を買いに行くとかでショッピングモールに行くらしい。
俺は最初は行く気なかったがずっと部屋にいるのも暇だからってことでクソ髪に誘われて行くことにした。
瀬呂 「爆豪が来るなんて意外だな。」
上鳴 「あなたちゃんが来るからですかぁ?」
爆豪 「ッそんなんじゃねぇわ!」
芦戸 「ねぇ、そのあなたちゃん来てないんだけど?!」
昨日、あなたとちょっとした喧嘩をした。
あなたのおじさんとの話を教えてとあなたが聞いてきた。
けど、おじさんに言うなって言われてたし、俺もそれを言われてなくてもあいつには言わないつもりだった。
あれをあいつが聞いたら………………
その事があったからか、この場所にあなたは来てない。
……俺のせいか。
葉隠 「電話したけど繋がらないよ?!」
渚 「お、おはようございます!」
丸顔らがどうする?とか話してた所に渚が来た。
でも、あいつの姿はない。
麗日 「あ、渚くん!おはよう!あなたちゃんは?」
渚 「お姉ちゃんならもうちょいで来ると思う!寝坊して今急いで準備してます!」
葉隠 「あなたちゃんが寝坊ってなんか想像出来ないなぁ…。」
切島 「じゃあもう少し待っとこうぜ!」
今日は多分喋れねぇだろうな…。
あの話は出来ねぇけど最後は怒鳴りすぎたと思う。
謝るべきか……………………。
あなたside
AM 10:07
あなた 「急げ急げ急げ急げ急げ急げ…。」
私は久しぶりに寝坊をしてしまった。
起きたのが9:50分。
急いで朝ご飯を食べて着替えて荷物準備して、今エレベーターを待ってる所。
なんでこういう時に限ってエレベーターが遅く感じるのか!!
あぁぁぁ、早く早く早く早く……………!!
共同ルームに行くと皆が待っててくれていた。
芦戸 「あ、来た!あなたちゃーん!」
あなた 「ごめんなさい……!寝坊しちゃって!」
麗日 「全然大丈夫!よしっ、じゃあ行こっ!」
なんで皆こんなに優しいのか…………。
すると、かっちゃんがこっちを見てて目が合った。
でも私はすぐに目を逸らしてお茶子ちゃん達と一緒に外に出る。
今日は話せないだろうなぁ……………。
まあ話せたとしても絶対に気まずいし、、
今はそんなに話したい気分じゃないし。
でも、謝るべきかな…………………。
私達は、ショッピングモールへと向かった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!