あなた「……」


照「…指輪、ちゃんとして学校行けよ」


あなた「……」


照「……」


正直俺はあいつをなめてた。
都合のいい、家政婦くらいにしか思ってなかったはずなのに


あいつが浮気してるって
考えたら、怒りが込み上げてきて


怒りって言うより、嫉妬？

あんな自分を見るのは初めてだ


ちゃんと、あなたを好きだったんだって


好きだから、結婚したいって思ったんだって















蓮「先生…」


あなた「…おはよう、目黒くん」


蓮「は？また、なに…目黒くん呼びになってるし」



あなた「…早く教室にもどりなさい」



蓮「……」


あなた「……」



蓮「…先生、何かあったの？」


あなた「…目黒くんには関係ないから。」


蓮「なに、昨日まで普通だったじゃん。」


あなた「……」


蓮「…ちょっとこっち来て。」


あなた「…ちょっと、離して」



蓮「いいから。」









蓮「で、何があったの？」


あなた「何もないよ、やっぱりこんなのダメだって思っただけ。」


蓮「……」


あなた「…もう二度とないから。…さよなら」


蓮「……」


出て行こうとする先生を捕まえて抱きしめる。


あなた「はなしてっ！」


蓮「……先生、俺は先生が好き。」



あなた「……ｯ」


蓮「好きなんだよ……」


あなた「……っ」


蓮「だから、そんなこと言わないで」



あなた「…目黒くん…ｯ」



蓮「…俺を好きになって、俺を選んでよ先生」



あなた「……ｯこんなの、だめだよ…」



蓮「だめじゃないよ…
ﾁｭ…好きだよ、先生…」