蓮「先生、おはよ…」
あなた「…え、今何時??」
蓮「6時過ぎ…チュ…」
あなた「やばい!1回帰って着替えないと」
蓮「間に合うの?それ…別に同じかっこでもいいでしょ」
あなた「だめだよ!明らかに朝帰りした感じ勘ぐられるし」
蓮「ふふ……チュ」
あなた「…途中まで一緒に行く?」
蓮「ていうか、うちに姉貴の服あるからそれに着替えれば?多分サイズ合うだろうし」
あなた「…うちに帰ったらまだ照いる時間だしなーそうしようかな」
蓮「……ひかるさんって言うんだ、婚約者」
あなた「あ、うん…」
蓮「…仕事何してる人?」
あなた「ジムのトレーナーだったけど、今いくつか店舗持ってて社長やってる」
蓮「……かっこいい?」
あなた「あー……うん、目黒くんみたいなジャニーズ顔じゃないけどね」
蓮「……チュ、…先生今からしたい、しよ?」
あなた「ちょっ、だめ、ほんとに間に合わなくなるから」
蓮「…チュ…いいじゃん、一緒に遅刻しよ」
この後俺の家で着替える先生を見てまた襲いたくなったけど我慢…
今度こそ本気で怒られるやつだし…
今日学校が終わったら、
婚約者が待つ家に普通に帰るのか
なんか嫌だ。
俺の家に住めばいいのに、
新しい家が見つかるまで
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!