『起きて~、まふくん!朝』
「…」
私の彼氏くんはなぜ朝に弱いのでしょうか。
犬かよ()
ってくらい可愛いんですけどね。
そんなことどうでもいいんです!今は!!
とにかくどうにかして起こさねば…
今日は日曜日。
日曜日といえば彼氏と家でお話ししながらまったりしたいじゃないですかぁ。
なのにその彼がおきない。
『まふくん。起きないと私そらるさんと、二人で!二人でー!遊んでくるからねっ』
「…」
反応なし。
もうしらないもんね!
彼とベッドに背を向け歩き出した
すると後ろからものすごいいきおいでひっぱられた
「、なんでそらるさんと二人で遊ぼうとしてるの?」
『だ、だってまふくん、起きないから』
「起きたじゃん…」
やばい。うるうるしてるよこの子。
瞳が!!瞳に大粒の涙が、、
『ま、まふくん!嘘、嘘なのっ
まふくんが起きないから…嘘ついたのっ』
「なんでそんな嘘つくのぉ、」
『だって起きないんだもん…』
なんか私も泣きそうになってきた
二人でベッドで見つめあって泣いてるってどゆこと。
「じゃあ、出掛けないんだね?ほんとに」
『うん』
「大好き」
『へっ、//』
いきなりの告白
「僕のあなただからどこにもいっちゃだめ。大好きだもん。だーいすき」
『ひゃ、ひゃぃ…///』
なんでこんな大胆になっちゃったの///
「世界一だぁーいすき(ニコッ
ヘヘッ//」
可愛い彼氏にめろめろですね。はい
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。