第3話

17歳の誕生日
197
2021/06/28 13:35
センラside
いよいよパーティーが始まった。



志麻は…どこだろうか。
黄百合 センラ
黄百合 センラ
あ、坂田〜
坂田 明
坂田 明
おうセンラ!
黄百合 センラ
黄百合 センラ
すっごい人やねぇ…
坂田 明
坂田 明
まぁな!
黄百合 センラ
黄百合 センラ
ところで…志麻はどこにおるかな?
坂田 明
坂田 明
志麻?あぁ、じゃあそろそろお披露目と行こうかな。
坂田が皆の前に出て手を叩いた。
坂田 明
坂田 明
え〜皆さん、今宵はお集まりいただきありがとうございます。
そろそろ、パーティーの主役をお披露目致しましょう!
坂田が後ろの扉を示した。
ガチャ…
そこから入ってくる渉と志麻。

2人とも、見事に着物を着こなしていた。
真っ白な肌に薄紅色の唇、長いまつ毛に艶のある髪…そして、大きな緑と紫の瞳。
『なんと美しい…』




『さすが浦田家のご子息だ。』
2人は坂田の元へ来ると、跪き、挨拶をした。
浦田 渉
浦田 渉
ご機嫌いかがですか、坂田様。
坂田 明
坂田 明
うん。さ、お客様に挨拶してきな。
浦田 渉
浦田 渉
はい。まーしぃ、行こ?
浦田 志麻
浦田 志麻
コクン
渉が志麻の手を引いてお客様に挨拶をしていく。
浦田 渉
浦田 渉
センラ様!
黄百合 センラ
黄百合 センラ
お。
浦田 渉
浦田 渉
本日はお越しいただき、ありがとうございます。
黄百合 センラ
黄百合 センラ
こちらこそ。誕生日おめでとう。
浦田 渉
浦田 渉
ありがとうございます。ほら志麻!
浦田 志麻
浦田 志麻
ありがとうございます。
浦田 渉
浦田 渉
俺たち17歳になったんですよ!
黄百合 センラ
黄百合 センラ
あ、17歳なん!?大人っぽいなぁ…
浦田 渉
浦田 渉
センラ様はお幾つですか?
黄百合 センラ
黄百合 センラ
俺は22。6つ差。
浦田 渉
浦田 渉
へえ。
浦田 渉
浦田 渉
あ、まーしぃ、俺ほかのとこ回ってくるからセンラ様のとこいてね。
浦田 志麻
浦田 志麻
なんで?
浦田 渉
浦田 渉
だってまーしぃ、お客様に挨拶しないもん。センラ様なら喋ってられるでしょ?
浦田 志麻
浦田 志麻
まぁ…うん…
浦田 渉
浦田 渉
なら大丈夫!センラ様、お願いします!
黄百合 センラ
黄百合 センラ
おん。
志麻が俺の顔をちらっと見たり、逸らしたりしている。
黄百合 センラ
黄百合 センラ
会えたね。
浦田 志麻
浦田 志麻
…そうですね。
黄百合 センラ
黄百合 センラ
17歳には見えへんなぁ…大人っぽいよ。
浦田 志麻
浦田 志麻
そうですか?
黄百合 センラ
黄百合 センラ
おんおん。
坂田 明
坂田 明
あ、センラ。渉見なかった?
黄百合 センラ
黄百合 センラ
渉?挨拶に回ってるけど…
坂田 明
坂田 明
わかった。ありがとう。
黄百合 センラ
黄百合 センラ
どしたんやろ…
浦田 志麻
浦田 志麻
部屋に戻らせるんでしょ。
黄百合 センラ
黄百合 センラ
なら志麻も…
浦田 志麻
浦田 志麻
無理。
黄百合 センラ
黄百合 センラ
…え?
浦田 志麻
浦田 志麻
俺は…戻れない…
坂田の動きを目でおっていると、渉に話しかけて、渉が召使とともに部屋から出ていった。
坂田 明
坂田 明
さて…皆様!ご注目ください!
再び坂田に視線が集まる。
坂田 明
坂田 明
華は歳をひとつ取り、美しさが増しております。
…今宵もお楽しみくださいませ。
黄百合 センラ
黄百合 センラ
(何が始まるんだ…?)
料理が片付けられ、代わりに台と箱が用意された。
坂田 明
坂田 明
…志麻。
浦田 志麻
浦田 志麻
…はい。
台に座った坂田が志麻を呼ぶ。
志麻が坂田の上に座ると、坂田が志麻の帯をほどいた。
着物をぬがし、下着のみにさせる。

先程ほどいた帯で志麻の手を縛った。
坂田 明
坂田 明
クリクリ…(乳首触る。)
浦田 志麻
浦田 志麻
んッ…あ…
坂田 明
坂田 明
もっと感じな?そんなんじゃお客様を満足させてやれへんやろ?
坂田が下から手を入れて志麻の穴に触れる。
浦田 志麻
浦田 志麻
あんッ♡そこッ…やぁッ////
坂田 明
坂田 明
前立腺気持ちええ?
浦田 志麻
浦田 志麻
気持ちええ〜ッ////
志麻が体を捩らせて声をあげる。
坂田 明
坂田 明
そろそろかな…
坂田が箱を開けると、中から縄と、玩具が出てきた。
浦田 志麻
浦田 志麻
んぅッ…
坂田が志麻の後ろに回り、志麻の体を縛っていく。
縛られる度に志麻の体がびくつく。
浦田 志麻
浦田 志麻
はッ…あ…んッ…
全身を縛り終えると、志麻の中に玩具が入れられる。
浦田 志麻
浦田 志麻
あぁぁぁぁぁッ////
坂田 明
坂田 明
(スイッチオン)
浦田 志麻
浦田 志麻
あッ♡やぁッ♡♡♡♡もッ…そこらめぇぇ////
下着で見えないが、隙間から見える白い足をつたい、白い液が垂れてきている。
黄百合 センラ
黄百合 センラ
(なんだ…これ…)
浦田 志麻
浦田 志麻
あぁぁぁぁッ////もッ…イッちゃぁ…イクッ…イクッ!イクイクイク////あぁぁんっ♡
志麻が坂田に倒れ込んだ。
坂田 明
坂田 明
っと…皆様、ご清聴ありがとうございます。どうぞ今夜は、ゆっくりお休み下さい。
坂田は志麻を抱えると、お客を見送った。
坂田 明
坂田 明
センラ?どうした?
黄百合 センラ
黄百合 センラ
いや…なんでも…
坂田 明
坂田 明
そ。今日ありがとな!渉も志麻も喜んでたわ!
黄百合 センラ
黄百合 センラ
なぁ…最後のこれ、なんなん?
坂田 明
坂田 明
いつもやってるで?性欲処理さ!見るだけでも処理できるって評判なんだぜ?俺。
黄百合 センラ
黄百合 センラ
へぇ…なんで渉は使わないん?
坂田 明
坂田 明
…渉は、ちょっと。
黄百合 センラ
黄百合 センラ
????
坂田 明
坂田 明
ま、今日はおやすみ!またあした!
屈託のない笑顔で笑う坂田に恐怖を覚えたと同時に、志麻の美しさ、儚さに再び息を飲んだのだった。

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