公園に向かうと
ほっぺをつんつんしてくる。
ヘチャンから手を無理やり引っ張られ
指を絡められた。
ごちゃごちゃ言いながらやっと屋台に来た
前までは「さっすが俺の幼馴染」だったのに...
彼女って言葉をヘチャンから聞けて嬉しかった
かき氷を買いに行く途中
楽しそうに男友達と話しているヘチャンと自然に手が離れた
私は人混みの中に巻き込まれヘチャンを見失った。
何人かの男に絡まれた
なんでトイレなの
強く腕を引っ張られる。
腕を強く掴まれてるため、血が止まりそう。痛い。
恐怖で涙が出た。怖い。誰か助けて
トイレの裏。暗くて誰も通らない場所に来た。
浴衣の帯をほぼ外され
相手もズボンを下ろそうとしていた時だった
ヘチャン
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手が離れた感覚がした。
でもあなたが自分から離したのかと思って何も気にしていなかった。
あの時確認すればよかった。
そこにはあなたの姿はなかった。
手分けして探した。
迷子になっても屋台を見れば直ぐに戻ってこれるはず
なら誰かに連れ去られたか。
変なことでもされていないだろうか
ここは無いだろうと思いながらもトイレの裏に来た。
何人かの男の声とあなたの声が聞こえた。
あなた
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ヘチャンは今までに見たことない目をして睨みつけ言葉を放った。
男は愚痴愚痴言いながら帰って行った
私は力が抜けて地面に座り込んだ。
ヘチャンが私を強く抱き締めた。
まだ怖くて涙が止まらない私に
「大丈夫だよ」と「ごめんね」を何度も言いかけてくれた。
数分経ってやっと涙がおさまってきた。
また強く私を抱き締め背中を摩ってくれた
ヘチャンは少し恥ずかしそうに私の乱れた浴衣を直してくれた。
二人でかき氷を食べ、花火が上がるのを見ました。
ちょうど綺麗に花火が上がる瞬間に深いキスを交わしました。
少し長かったですね?長くないですか!?
書いてる側だと本当に長く感じるんですよね
ヘチャン彼氏感アイコン画像どーでした?
可愛いヘチャンを沢山使いたかったので
下にも貼っておきます
あ〜可愛い
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。