第6話

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2020/05/25 13:00




side S



みんなーーーーー！！！
ピーーーーーーーース！！！

さくまっちだよーーー！！！！！



今日は！外ロケ！
雑誌の取材で公園に行くよー！



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平日のお昼前だから、
お散歩に来ている子どもたちもいっぱいだ！

みんな同じ服だから、幼稚園とか保育園とかかな？



男の子「あー！すのーまん！」



うぉ！俺らのこと知ってくれてるー！
うれぴーまん！



『あ、こらっ、お兄さんたち、お写真撮ってるから！』

ｽﾀｯﾌ「こちらこそ申し訳ないです！せっかくの公園お借りしてて…」



あれ？この先生…



『お邪魔しないようにしますので』

女の子「ねーえー、ラウールいないのー？」

『す、すいません！』

ｽﾀｯﾌ「全然！むしろ一緒に遊んでるところとか、撮らせていただけたら！あ、個人が特定されないようにはしますので！」



どこで見たっけかなー…。

と、その先生と目が合った。



…あ、祐太くんの妹さんじゃん？



男の子「あなたせんせー、僕さっくんと遊びたい！」

『え？あ、め、迷惑になるから、あっち行こ？』



パッと目を逸らされて、子どもの手を引いていこうとする。あれー…印象に無かったかな。



男の子「やーだーー！！」

佐「じゃあ、遊ぼ！」

『え…』

佐「まだ準備掛かるみたいだし！むしろ、遊ばせてもらってもいいですか？メンバーも！」

『あ…はい』



そう言うと、彼女は困ったように笑った。