テヒョンイと教室に行く。
テヒョンイ、彼女とお泊まりしたのが相当嬉しかったらしく、さっきから惚気話ばっかり。
今、1番聞きたくない話題なんだけど、ㅎ
TH「もーほんとに可愛くて。あーもう俺幸せすぎㅎㅎジミナにもこの幸せ分けてあげたいーㅎㅎ」
JM『うっせ、余計なお世話だよ、ㅎㅎㅎ』
本当に余計なお世話だよ。
そんなことを考えていても、さっきのあの子の照れた顔や笑った顔がいつまでも忘れられないでいた。
その顔、俺に向けてほしい。
そう思うばかりで。
思わず聞いてみた。
JM『テヒョンアの彼女って、なんて名前?』
TH「アリン!!!キム・アリンっていうんだ。」
JM「キム・アリン、?」
なんだか聞いたことのある名前で、少し胸騒ぎがした。
、、聞いたことがあると思うけど、思い出せないや。
TH「お〜い?ジミナどうした〜〜??」
JM『っ、ああ。可愛い名前だなㅎㅎ』
TH「そう!!名前まで可愛いんだ。」
思い出したい、けど思い出せない。
その名前が一日中頭から離れてくれなかった。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。