第124話

120話
15,062
2019/05/26 12:27


🐭「………は?」



🐹「だめか……?」



🐭「な、なんで寄りによって あなた なんだよ」



🐹「それはッ……」



🐭「却下。」




🐹「お、俺ら親友じゃないか!!」




🐭「あ?親友の意味はそんなんじゃねぇだろ」




🐹「僕の方がちょっと年上(ボソッ)」




🐭「…………」




🐭「とりあえず それだけは却下」




🐹「…………」




🐹「ほかの人の時に……」




🐭「あ?」




🐹「他の人を雇わせるために相談した時、ゆんぎはこんな頑固にならなかったじゃないか」




🐹「ゆんぎ、もしかして……」





















🐹「あの女が好きなのか?」






🐭「だったら……」



🐹「……」














🐭「だったら何が悪い。」






_________



俺はずっと考えていた。


きむ いぇりむ


僕がずっと愛していた人


いや、愛しすぎていた人


僕の過去の人


🍇「てひょん……さん……」


🦁「!!」


🦁「あ、なんですか……」


🍇「この書類、ゆんぎさんに……」


🦁「あぁ、はい」



調子が狂う



僕が最初に愛したのは



きむ いぇりむ



今、愛しているのは



あなた



ちゃんと分けるんだ、僕



そう思い改め ゆんぎさんのいる会議室へと足を運ぶと



「 もしかして ゆんぎ…… 」



「 あの女の事が好きなのか? 」



思わず手が止まった。



しばらく経つと



「 だったら…… 」



「 だったら何が悪い 」



これって……



🐥「あらまッ」



🦁「!!」



🐥「もしかして〜、今の話、聞いてた?笑」



どうしよう、震えが止まらない



🐥「あははッ笑」



🐥「そんなに驚かないでよね笑」



🐥「君の予想はきっと、当たってるよ笑」



そう僕の目の前で毒を吐く じみんさん



そう、僕の頭をよぎったのは



あの時 の ゆんぎさんが あなた の事を見る目立ったから






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